[3900-2] 谷川うさ子 2016/05/05(木)10:19 修正時間切れ
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ポルソナーレが脳の働き方のしくみ(言葉の生成のメカニズム)から「対人恐怖症」を考察してみると、「対人恐怖症」とは、「強迫観念」と「強迫行為」(神経症)のいずれか、もしくは両方のことであることが分かりました。 「人が見ていると思うと」というのが強迫観念です。 「汗が出てくる」「何も話せない」「手で字を書くと、手が震える」というのが強迫行為(神経症)です。
強迫観念はなぜ起こるのか?というと、直接の原因は、生育歴の中で「母親が子どもの顔、目を見ない」「ソッポを向いてしゃべる」という経験です。 日本語は已然と未然の「動詞文」です。 動詞文の「動詞」が已然と未然の「自分自身にとって」をあらわします。「見る」「聞く」が「動詞」です。 「母親が顔、目を見ない」とは「自分も母親の顔、目を見ない」「聞かない」という動詞文を脳の働き方としてつくります。 脳の働き方は、「母親の状態、状況、場面が分からない」という形容詞のあらわす言葉を「不明」と認知するのです。ここで「見る」「聞く」という動詞は「分からない」という言葉を「シク活用の形容詞」で言いあらわします(悲しい、さみしい、辛い、など)。
人間の人間関係の行動は、「性の欲」(視床下部の視索前野です)がつくり出します。「性の欲」は「生殖としての性」と「対幻想としての性」の二つがあります。 日本語の「動詞文」は「対幻想の性」を否定します。 「対幻想」とは、「人間関係と言語の法則」のことです。これは、「名詞文」そして「抽象名詞文」が可能にします。
「顔が赤くなる」のは、人間関係を「生殖としての性」を「動詞」で言いあらわすことがつくり出します。カテゴリーでいうと、性的に接触する仕方で話そう、話したい、これしか話したくない、というときに「対幻想」から孤立して赤くなるのです。ちょうど公衆の面前で裸になるような意識です。 「これはまずいんじゃないか」とは思わずに、なんとしても「生殖としての性」だけで人間関係をつくろうと強引に行動するのが「強迫神経症」です。ここで沈黙しても強引に行動する意識はもっと強力になるので「汗は出る」「手も震える」のです。
「ポルソナーレに入会して特別の個人指導を受けました。 このままだと、明日にも要介護状態と同じになると指摘されました。 対策は、『A is B』式の名詞文を練習することでした。 1ヵ月もしないうちに改善して、何の問題もなく会話できるようになりました。 今では、夢を見ているように幸せな毎日です」 と、佐川里子さんは喜びの声を語ります。
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