[3918-3] 「Ayukoさん」のお尋ねにお答えいたします(6月27日、ポルソナーレ・谷川うさ子) 谷川うさ子 2016/06/28(火)10:26 修正時間切れ
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「Ayukoさん」からは、6月24日付けでご質問のご投稿をいただきました。どうもありがとうございました。
「Ayukoさん」のご質問の主旨は次のとおりでした。 ◎「Ayukoさん」のお尋ねの内容
一、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミと、『日本語トレーニング・ペーパー』(実践実技・日本語講座・Ⅴ)の学習にとりくんでいる。
「母親が、子どもに他者の悪口を言うと、その子どもは聴覚中心の強迫神経症をつくる」(学校の勉強、仕事、日常生活の中の『名詞』の言葉を分かることができない)ということだった。
では、次のケースはどうなるのだろうか。 ◎相手、他者を「批判する」 ◎相手、他者を「非難する」 ◎相手、他者に「敵意」を向ける ◎相手、他者に「無能さ」を言う ◎相手、他者に「欠陥」を言う ◎相手、他者に「短所」を言う ◎相手、他者に「過失」を言う
これらの場合も、「相手」(当事者、聞いている子ども、話している当の人間に)が「クローズ・アップ」(視覚のイメージ)となり、相手のもつ「良い点」「長所」が見えなくなり、ここでも「強迫神経症」がつくられるのか?
■お答えします ご質問の内容はよく分かりますが、具体的な場面のイメージがとりにくいので、事例をあげてお答えします。
■6月28日の「日刊ゲンダイ」に、「ITジャーナリスト・井上トシユキ」が読売新聞の「人生相談」がネットにとりあげられて「ネット炎上した」というケースを紹介しています。
「人生相談」(今年の5月)は、母親によるものです。 2人の子どもがいます(高3の娘、中3の息子です)。 「高3の娘はよく勉強している。しかし中3の男の子はスマートフォンでゲームばかりしている」「こんなクズ、産むんじゃなかった」「こんな息子を私の人生から抹消したい」(相談者の母親)。
回答者の、テレビでも子育てのアドバイスをしている「女子大学長」は、「すぐに心、態度を改めて子どもに謝れ」「子どもを精神的に抹消しているのも同然」と指摘した。
ネットの中の賛同者の登校は「痛快な回答だ」「想像しただけで胸が詰まる」「最近の親って、こんなこと言うのか?正気の沙汰じゃない」。
ネットの中での批判者は「朝から晩までゲームをやっていて、勉強もせずに、ただ飯食うだけのガキに、親が謝ったら状況が改善するのか?」「親も人間、限界はある」「お母さんが息子さんのこと以外にストレスがあるのかもしれないという視点は持ってほしい」。 |
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