[4039-2] 谷川うさ子 2016/07/29(金)12:52 修正時間切れ
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この日本語の「動詞」は、「漢字・漢語」の「訓読み」に用いられます。 「訓読み」とは「解釈」のことです。「解釈」とは、「自分はこう思う」のことです。「自分はこう思う」のとおりに「仕事をする」「学校の勉強をする」「恋愛や結婚、そして子育てをする」、これが「学習障害」です。 「相模原・障害者施設」を襲撃して19人もの障害者をナイフで刺殺した植松聖(さとし・26歳)容疑者は、「神のお告げだ」という「強迫」のイメージをつくり、この「強迫」の「偽(ぎ)の目的」を行動の目的にして「自分はこう思う」(解釈)のとおりに行動しました。 植松容疑者の行動は、「学習障害」がつくる強迫神経症です。 何に対して「自分はこう思う」の「動詞」の言葉をむすびつけたのか?というとそれは「障害者」の存在です。 「障害者」という「名詞」のもつ「字義・語義」を無いものと否定するのが「自分はこう思う」の「思う」の動詞です。 「障害者」という名詞(抽象名詞)には、「社会的な意味」「倫理的な意味」があります。 人間の生存や生活の中に起こる危機とか共同の支障という内容があります。 このような「名詞」(抽象名詞)の「字義・語義」が見えなくなるのが「学習障害」です。そういうものは存在しないと否定する行動が「学習障害」による強迫神経症です。 多くの日本人の「学習障害」は、「自分はこう思う」の「思う」が二つの行動のパターンをつくります。 「強迫」という偽(ぎ)の行動の目的をつくり出すのです。 行動の一つは、「全く行動が止まる」という行動パターンです。ここでは「強迫」による偽(ぎ)の行動の目的が思い浮ばないので、諦めと無気力の行動の日々があらわされます。 「スマホ」によるゲームなどの画像が偽(ぎ)の行動目的になります。 もう一つの行動は、聴覚障害のつくる行動パターンです。怒鳴る、大声を出す、他者に攻撃的にしゃべる、というのが「聴覚障害」です。 これは、「右脳・聴覚野」しか働かないので「人の話す言葉」の「発音・発声」が自然音のようにしか聞こえない、そして自分も自然音の発声でしか話さないという障害です。 この聴覚障害のタイプの「行動の仕方」が、「人を殺す」とまではいかなくても、「他者に危害を加える」という強迫神経症をつくります。動詞文の「動詞」が対象のもつ「名詞」(抽象名詞)を「解釈」して作り変えた「偽(ぎ)」の「名詞」を思い浮べて、これを行動の対象にするということを起こすのです。 この「偽(ぎ)」の名詞が脳の中で「強迫」になります。ブローカー言語野「3分の1」(右脳)に、異常に拡大したクローズ・アップのイメージが表象します。このクローズ・アップのイメージ(強迫の名詞)は「手で触る触覚」とは同義です。だから常に、他者に対して話すことは破壊的に関わるのです。 「相模原・障害者施設」を襲撃した植松聖(さとし)容疑者は、同施設の元職員でした。勤務していた当時「障害者は疲れる」と話していました。 この言葉が「自分はこう思う」の解釈をつくりました。この解釈が「学習障害」であるのです。 対策は、「漢字・漢語」の「音読み」とその「字義・語義」を学習することです。 |
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