[4251-3] 谷川うさ子 2016/08/31(水)10:14 修正時間切れ
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英語やドイツ語、フランス語を習っている人は「主語、動詞には、名詞、抽象名詞の目的語が要る」くらいのことはよく知っています。 「じゃあ、なぜ、日本語をしゃべるときに名詞を正しく言わないの?」「英語などの抽象名詞に対応する和語(ヤマトコトバ)は無いから、漢字・漢語の名詞、抽象名詞を概念の水準でしっかり学習しないの?」という矛盾や疑問を抱くことはないというのが、日本人のものの考え方です。
その理由は、日本語の「動詞文」のもつ「内扱い」の麻薬のような依存症にあるのです。 「内扱い」とは、日本語(和語)の「動詞文」のことです。この「動詞文」を手放さない、というのが「名詞の無視」、「抽象名詞の無視」です。
無視とは、破滅のドン底に向かって直進していくことです。 「名詞」を無視すると行動が成り立たないと、「英語」を話すときはよく分かって、「一つのリンゴ」「昨日、ショッピングに行った」と発声しても、日本語(和語)でしゃべるときは「みたいな感じ」「あるイミ……」「なんというか、こう、あれ……」「やりました、やります」と「5W1H」の断片もカケラもなく話すのは「英語」の学習でも、O(目的語、名詞)、C(補語、形容詞)を「外扱い」して耳で聞いても「分からない」と不問にしているからです。 これが「動詞文」による「内扱い」で依存症です。
「名詞を概念として正しく学習する」「認知症(痴呆症)になって、トイレや入浴まで人の世話になるのを防ぐために、抽象名詞をポルソナーレのレクチュアするとおりに学習する」というように、「動詞文」からの離脱、病気の状態からの脱出を全く望まないのが重度の依存症です。 動詞文の日本語(ヤマトコトバ)の起源は、「食糧を独占する」という旧神話「瓜子姫」に根ざしています。 「家長」がクリやドングリの「食糧」を独占して、とりわけ老人、まっ先に子どもを飢えと飢餓に追いやったという「食糧起源説」です。 「漢字・漢語」は、「稲作文明」を起源としているので、「アマテラス神話」をつくりました。 これが、日本の国(国家)(共同幻想)の起源です。
重度の動詞文の依存症は、「強迫」という「擬似・名詞」(妄想の行動の対象)をつくります。目の前に人間がいれば、「強迫」の対象を転化、転用して目の前の人間をののしり、噛みつきます。歯をムキ出しにしてガブガブといつまでも噛みつづけます。 目の前に人間がいないときは、「手を100回洗う」といった異常行動(強迫神経症)で、容赦なく、希望の星のまたたきも見えない暗いドン底に向かって、一方通行のすべりやすい道を直進します。
これが、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミが明らかにした日本人の「学習障害」の実体の一端です。 ここまで明らかにしえたのは、ひとえに現ゼミ生の皆様のご支持のたまものです。 ご厚意にむくいるために対策も同時に開発しています。 お役に立てていただけばこのうえなくありがたく思います。 |
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