谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
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[4305] 「学習障害」の事例 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/09/12(月)14:05
[4305-1] 「学習障害」の事例 谷川うさ子 2016/09/12(月)14:04
   人としゃべれません。話題がないからです。つい、スマホを出して画面を眺めます。


       わたしは、運送業に
       勤めています。
       男ばかりの職場です。
       わたしがいつも
       悩みに思うことは、
       自分には話題がない
       ということです。
       だから、よく話を
       する人の近くにいて、
       その人の話題に
       相乗りするように自分も
       話すのですが、
       相手から何かを
       聞かれるときに自分の話題が
       無いので、相手の
       話したことをマネをしてそっくりそのまま
       しゃべっているようなのです。相手の
       人がわたしの顔を
       見ながら聞いているのが
       分かると、頭の中がまっ白になって何を話しているのかが
       分からなくなります。
       職場では、人の話す
       ことばかりが気になって、
       与えられている
       仕事が手につかなくなる
       こともあります。
       わたしは、自分に話題が
       あるときは元気が出て、
       調子がいいのですが、
       話題がない日は、
       職場でも寒々しく
       一人ぼっちの気分になります。
       このままでは、
       今の職場には長く
       いられないなと思って
       います。どうすればいつでも
       よくしゃべっている人のように、
       とてもうらやましく
       思える人のように、いつも
       話題がある人に
       なれるのでしょうか。
       こんなわたしですので
       女性としゃべるなんて
       ことは全く想像できません。

(角山進一(仮名)、29歳、運送業勤務)

[4305-2] 谷川うさ子 2016/09/12(月)14:05
   ●これが「学習障害」です

 この男性の相談は、「学習障害」の事例です。
 「学習障害」とは何か?というと「自分はこう思う」ことだけを話して、話題性ということに自分の考えを向けないということをいいます。
 日本語とは、ひらがなの言葉のことです。和語(ヤマトコトバ)といいます。日本語(和語)は、「動詞文」といって、「見た」「聞いた」「触った」という身体の目や耳、手足が触って感覚が経験したことを言葉にして話すという話し方、聞き方、書き方のことです。
 多少でも「英語」に関心があって学習した人にはよくお分りのとおり、「話す」でも「書く」でも「聞く」でも、このような動詞(行動)には「目的」が必要です。「目的」とは「対象」といいます。
 「目的」とは、「名詞」あるいは「抽象名詞」といわれる言葉のことです。
 日本語の「和語」にはこの「名詞」がありません。
 このようにいうと「犬」「猫」「花」「家」とは名詞じゃないのか?と思う人もいるでしょう。これらの言葉は「名詞」でもいいのですが、もともとは、日本語(和語)の「動詞」がつくった「名詞」なのです。

●日本語(和語)には「概念としての名詞」はありません

 たとえばひかり(光)ならばhikar-i(イ)というようにi(イ)の発音が「名詞」です。ひかる(hikar-u)ならu(ウ)の音がそのまま「動詞」です。
 ひかり(hikar-i)でも「名詞」でいいじゃないか?と思っているのが多くの日本人です。
 すると「漢字・漢語」の「名詞」の「光源」「光彩」「光沢」という語義と、その意味の「明るい」の内容の「明確」や「明晰」が分かりません。
 これは、「社会の中の言葉が分からない」ということです。「仕事の中の言葉が分からない」ということです。そして「職場の人間関係のルール、約束ごとも分からない」ということです。当然、男性は、女性との人間関係の関係性とは?も分かりません。
 このことは、女性にとっても同じことがいえます。女性は、男性との関係のしくみが全く分かりません。

●日本人は動詞文を「内扱い」として、「漢字・漢語」を不問にします

 日本語が「動詞文」であるということは、日本人がいろいろな心身の病気をつくり出す原因になっています。
 その一つは、日本語(和語)を「内扱い」とする、「漢字・漢語」を「外扱い」とする、ということです。

◎外扱いの例
 貴様(きさま・尊い方への呼び方)
 御前(おんまえ・神様の前)
◎内扱いの例
 貴様(キサマ。ののしり語。相手を罵倒する言葉)
 御前(オマエ、テメエ、おまえら。相手を支配して従属を強いる呼び方)

 「内扱い」とは「和語・ヤマトコトバの動詞文」だけを話すということです。
 「漢字・漢語」の「貴様」「御前」のような「名詞」「抽象名詞」を「自分はこう思う」式の「動詞」で解釈して転用したり、全く別の「品詞」に転成することをいいます。「御前」は「代名詞」に「品詞の転成」がおこなわれています。

[4305-3] 谷川うさ子 2016/09/12(月)14:05
   ●親、きょうだい、身近な人の心身の病理は、こうやって治しましょう

 これは、多くの日本人の「学習障害」のあるがままの誰もがよく分かっていて、誰にもよく見えている現実の姿です。
 日本人の多くの人は、自分はいずれ、要介護状態になるかもしれないと予感しています。あるいは孤独の中で突然、病気になるかもしれないとも予感しています。
 日本人のほとんどの病気の原因は「学習障害」(名詞、抽象名詞を外扱いで、学習を拒否すること)にあります。
 職を失う、仕事に行けなくなる、仕事に行きたくなくなる…という「学習障害」も大事(おおごと)ですが、最大の問題は、自分も、自分の親も要介護状態です。「名詞」「抽象名詞」を話す、聞くと、改善や予防が可能です。
 ポルソナーレのカウンセリングは特別にレクチュアしています。ぜひ、一日も早く危機の日々から離脱してポルソナーレのカウンセリング・ゼミの学習にとりくんで安心と安全の日々をおすごしになってください。


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[2025/03/16 13:46] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子