谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

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[4583] 日本人の内因性の病気、心因性の病気のほとんどは、誰もが抱える言語障害が原因です。お伝えしている対策にとりくみ、早発性の痴呆、認知症(痴呆症)…要介護状態の予防と改善をおこなってください。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/11/24(木)17:28
[4583-1] 日本人の内因性の病気、心因性の病気のほとんどは、誰もが抱える言語障害が原因です。お伝えしている対策にとりくみ、早発性の痴呆、認知症(痴呆症)…要介護状態の予防と改善をおこなってください。 谷川うさ子 2016/11/24(木)17:28
   ●日本人の心身の病気の理解と対策の立て方

 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、この平成28年の一年間は、日本人の最大の病理の要介護状態をつくる直接の原因の認知症(痴呆症)の原因と理由の解明にとりくんできました。そして、誰にも納得できる原因と理由を明らかにしました。
 同時に、改善や予防の対策も明らかにすることができました。
 
 ポルソナーレだけが日本人の認知症(痴呆症)、若年性の痴呆症といわれている早発性の痴呆症の発生のしくみやメカニズムの解明に成功しています。
 なぜ、ポルソナーレ以外の学者や医療関係者は原因や理由を今もなお説明することができないのかというと、それは、人間の脳の働き方(言葉の生成のしくみ)を誰も解明していないからです。ポルソナーレは、数十年の歳月をかけて「メタ言語」としての「脳の働き方」(言葉の生成のしくみ)を解明してきました。

●日本語(和語)で日本人のことを考えても何も分かりません

 日本語(和語)で、日本語のことや日本語を話す日本人のことを対象にして理解しようとしても何も分かりません。
 人間は、「自分で自分のことを考えても何も分からない」という本質にもとづいて、何も分からないのです。
 明治になって、明治の日本人は、欧米の言葉、言語を学び、そこで初めて日本語のことが少し分かりました。ここから日本語を欧米なみの「言語」にしようとしてあれこれ考えたり議論しましたが、「日本語で日本語のことを考えた」ために、今も、日本語の病気をつくり出す構造は変わっていません。

 欧米語は欧米語で、日本語とは異なる哲学上の問題を抱えています。
 このことは、このお知らせとは直接関わりがないので、説明は省略します。
 日本人の使う日本語は、明治のこと、欧米語を媒介にしてここで初めて日本語のもつ欠陥が明らかになったということがお伝えしたい重要なことです。
 
 しかし、欧米語から見た日本語、欧米語と比べた日本語、という媒介の立て方では、日本人の心身の病気はいっこうに改善されてきませんでした。
 そこで、ポルソナーレは、「脳の働き方」(言葉の生成のメカニズム)を解明して、この「脳の中での言葉の生成のしくみ」を媒介にして日本語(和語)のつくる病理構造を明らかにすることにとりくんできました。

●日本人の心・精神の病気とはこういうものです

 日本人の認知症(痴呆症)を頂点とするふだんのどんな心身の病気でも、日本語で対策とかアドバイスを説明して改善にとりくんでも、ほとんど対策なり、改善なりの言葉が理解されないということが、日本人の認知症(痴呆症)は、誰一人避けられないということを説明します。


◎事例
――お風呂に入っていますか?
 「入れるわけないでしょ。
 湯上りで体が冷えて風邪をひくかもしれないと思うと、怖くて入れません」

――体が冷えないようにすればいいのでは?毎日、入浴しないことがむしろ体にとってよくないですよ。
 「風邪をひいたら誰も面倒みてくれません。
 一人で熱が出て寝込むと、誰も助けてなんかくれないんですよ。
 風呂の中で、ヒートショックといって倒れて死んだ人もいるって話じゃないですか。それなのに風呂に入れって言うんですか?」

[4583-2] 谷川うさ子 2016/11/24(木)17:28
   ――ヒートショックの防ぎ方は、ちゃんとありますよ。入浴前にお湯をコップに一杯くらい飲むとか、急に体を冷さない、またいきなり熱いお湯に漬からない、などです。
 「そんなことは、出来ません。ただ怖いので入れないので毎日、不安で、生きた心地がしないのです」。

●話しても説明しても、教えても理解できないのが「日本語」です

 ご紹介している事例は、カウンセリングの対話です。読んですぐに分かるとおり、心身の不調を抱えている人は、ごくふつうの対策の言葉を否定したり、拒否しています。さらには、対立的に反発もしています。
 これが日本人のうつ病や分裂病や、その他、さまざまの病理症状を抱えている人の特徴です。
 すると、この事例の人には、どういう対策が有効なのでしょうか。
 自然に治るのを待つのがいいのでしょうか。もしくは、毎日、毎日、根気よく説明したり、優しく励ましたり、あるいは、知的なレクチュアを何年にもわたってつづけるのがいいのでしょうか。

 解説をします。
 まず、この心身の病理者は、話をしている説明者の話す日本語が分からないのです。
 また、耳で聞いているように見えて、何も聞こえていないのです。
 話されている言葉は、聞いたその瞬間から次々に忘れているのです。
 「そんなはずはない。ちゃんと返事をしているではないですか」と誰もが思うでしょう。
 どんな言葉も憶えられない、どんな言葉も理解できないというのが日本語のもつ言語障害のしくみです。

●日本人の働き方、生活の仕方とはこういうものです

 「じゃあ、多くの日本人は、働いているし、車にも乗るし、日常生活の衣食住のことも正しく実行しているのは、どういうわけですか?」と疑問に思う人も多いでしょう。

 その理由は、人間の脳の言語野には「ウェルニッケ言語野」というものがあるからです。
 「触覚の知覚、認知」をつかさどります。手、指、皮ふが感覚したり、知覚したことを記憶します。
 「リアリティ」(現実感)という意識をつくります。
 わかりやすい例が、パソコンやスマートフォン、デバイスなどの画面(ディスプレー)です。
 画面の文字、文、画像は、目で見て、耳でも聞きます。
 日本語を話す人が、日本語で選んで表示させます。ここで「見た」「聞いた」と認知するのが「ウェルニッケ言語野」です。「自分が選んだもの」を見る、聞くので「これが現実だ」と擬似的に認知します。

 だから、「歩きスマホ」が絶えない、人混みの中でも「見ながら歩く」のです。また、「見たもの」を「事実のことだ」と確信して話します。
 
 正しくは、事例の心身の病理者と同じように、「自分はこう思った」の「思った」言葉やイメージを話しているにすぎません。
 仕事や日常生活の中では、「ウェルニッケ言語野」の「知覚」の記憶だけで、行動をおこなっているというのが日本人の「仕事」「生活」「日常の行動」であるということを説明しています。

●日本人の使う日本語は、「憶えない」「忘れる」言語領域でつくられています

 日本語(ひらがなの言葉・和語)は、「脳の言語野」でいうと「短期記憶」の「言語野」でつくり出されています(ブローカー言語野、X経路支配の領域、副交感神経の部位です)。
 
 さらに、「目」「耳」の中枢神経の野は、「右脳・視覚野」「右脳・聴覚野」を働かせるのが日本語(和語)です。
 「すぐに消えてしまう表面のものしか見えない」「人間の言葉は虫の音、鳥の鳴き声、風の音のような自然音しか認知しない」という「見方」「聞き方」しかできません。
 そこで日本人は、「これはこういうことだろうなあ」と見当をつけて見る、聞く、ということをおこないます。これが日本語(和語)のつくる言語障害の構造です。

[4583-3] 谷川うさ子 2016/11/24(木)17:28
   ●日本人の使う日本語の病気のつくり方とはこういうものです

 日本人の「言語障害」はここから病気が始まります。
 ただ「分からない」だけならくりかえし、なんども確かめて憶えると「ウェルニッケ言語野」の認知が正しく修正するでしょう。
 
 ところが、必ずしもそうはならないのは、相談の事例のように「拒否」「否定」「対立」といういびつに歪んだ言葉がつくり出されるからです。
 このような日本人に特有の病的な言葉をつくり出すのが、欲の脳・視床下部の中枢神経の「外側核」と「腹内側核」です。
 
 「外側核」は、「できない」「分からない」「憶えられない」という行動の止まりの言葉と行動を生成します。
 「腹内側核」は、「意味不明の言葉」「デタラメの言葉」「ちんぷんかんぷん語」「虚偽の言葉」と行動をつくり出します。
 これが日本語の「言語障害」の病理の実体です。

●対策も教えています

 日本語を「脳の働き方」の言語領域の「永続性」があって「耐久性」のある言語野で働かせるために、対策とアドバイスをお伝えしています。
 この『谷川うさ子王国物語』パート・Ⅴ(ファイブ)、第9ヵ月めのテキストの学習をぜひ、お役立てください。


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[2025/03/14 19:45] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子