[4655-3] 谷川うさ子 2017/01/06(金)14:59 修正時間切れ
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●仕事をしている人、働いている人の認知症(痴呆症)とはこういうものです
しかしその一方で、「これは意味のある行動だ」と思えば、どんな症状も一転して気分のいいものに変わるのです。 仕事とか日常生活の中のどんなことでも、行動を止めてしまう、もしくは、行動は止まっていない、このどちらも同じ日本人の認知症(痴呆症)です。
仕事とか社会的な行動を止めている人は、止めていない行動があります。たいていは、インターネットにつながったアプリだのゲームだのなんらかのコメントやニュースを「社会的な情報」と錯覚して見聞きするという「行動」です。 昭和の終わりから平成の初めの頃は、これらインターネットのつながる「擬似情報」は全て、日常生活の中の異常な病理行動でした。 共通するのは、仕事に行くとか、社会的な人間関係をつくるとか、社会的に知的に自立するとかの「行動」は何も無いことです。 現実というものに対して全くの盲目であることが、うつ病や分裂病、強迫観念、強迫神経症と、インターネットを介して擬似的に見聞きしているバーチャルの画面表示とは共通しています。
仕事に行っている、結婚生活をつづけている、なんらかの事業をおこなっている人の行動は、やはり認知症(痴呆症)の病理によって行なわれています。 要介護に陥っている男性の180万人、女性の430万人(概算)の人たちも、仕事をしていたし、なんらかの事業をおこなっていたし、結婚生活もつづけていました。 その仕事や事業、結婚生活そのものが、認知症(痴呆症)の病理である「くりかえされる行動パターン」です。
●認知症(痴呆症)がつくる病理症状の例とはこういうものです
ポルソナーレのカウンセリングの現場の経験にもとづくと、脱落させている行動がたくさんあります。 人と話すときに「相手の顔や目を全く見ない」とか「自分のことだけをひとり言のように一方的にしゃべる」とか「笑い声を立てながらしゃべる」とか、です。 ここでは、「恋愛の相手がいない」「結婚するための人間関係の能力は無い」「子どもがいても強迫神経症や強迫観念を抱えている」といったあるべき行動の欠如や欠落が共通しています。 「結婚していても、互いが毎日、ゲームをしている、スマホを手離さずに画面を見ながらしか会話ができない」、という脱落した行動の中で、すでに要介護と同じか、死んだ人間の世界と同じという認知症(痴呆症)の病理症状をあらわしています。
●あなただけに教える日本人の認知症の正しい実体とはこういうものです
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミが、人間の脳の働き方(言葉の生成のメカニズム)から明らかにした日本人の認知症(痴呆症)の実体とは、「言葉を記憶しないこと」です。 記憶する言葉と記憶しない言葉とがあります。 記憶する行動のための言葉は、「動詞」です。 食べる、飲む、見る、触れる、などの言葉は記憶します。 全く記憶しない言葉は、「名詞」「抽象名詞」「形容詞」です。 ここから見ると、多くの日本人が、認知症(痴呆症)になり、要介護になるとどうなるのか?を説明するのは「名詞」や「抽象名詞」の言葉ですから、どんなイメージでもすぐに煙か霧のように消えてしまいます。日本人の認知症(痴呆症)は、自分の今の現実も、これから予測される現実も、何も記憶しないことが病理とその症状です。 |
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