[4666-2] 谷川うさ子 2017/01/09(月)10:42 修正時間切れ
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●黙契(もっけい)が日本人の認知症(痴呆症)です
古代の日本人の認知症(痴呆症)は、黙契(もっけい)といって、同じ行動をくりかえすとこれが病理症状をあらわしました。 人間の行動には、必ず「目的」が必要です。この「目的」になる言葉が無いというのが「黙契」(もっけい)がつくる認知症です。 これは、現代でもなお認知症(痴呆症)をつくり出しています。 仕事でも、日常生活の中のことでも、憶えたことをくりかえし反復させている人は、認知症(痴呆症)をあらわしています。 症状の典型は「人の目が気になる」とか「学校に行かない」「恋愛や結婚がうまくいかない」「子育てがうまくいかない」などです。「仕事が憶えられない」「どんな勉強も身につかない」が、自己診断の内容です。
●日本人の認知症(痴呆症)は、「禁制」(タブー)です
吉本隆明の『共同幻想論』(角川ソフィア文庫)を読むと、古代の日本人の認知症(痴呆症)は、「禁制」(きんせい)です。 「人の話す噂(うわさ)」を自分の行動のルールにすることが「禁制」(タブー)です。 現代の日本人の「みたいな」「みたいな感じ」と言いあらわしている言葉が「禁制」です。 この「禁制」のあらわす認知症(痴呆症)の症状は、「お母さんから怒られる」から「父親があの日、あの時に言ったこと、自分への仕打ちが今も辛い、悲しい、恨みに思っている」といったものです。 進行すると、「人が自分の悪口を言っている」「病気や事故が怖いので、自分で決めたまじない行為をくりかえしおこなう」という症状になります。 現代の「噂」(うわさ)と禁制(きんせい)の言葉はインターネットの「ニュース」「情報」「アプリ」「ネットでつながる人間関係」です。
●現代の日本人は「ネット」を「禁制」にしています
これらの日本人の認知症(痴呆症)の症状は、「現実というものが全く分からないこと」です。 それは、手で字が書けない、文章が書けない、文章を読んでも「分かったつもりになる」「人に事実にもとづいた話ができない」といったことです。 脳の働き方(言葉の生成のしくみ)にもとづいて日本語(和語)を説明することを「メタ言語」といいます。 このメタ言語からみると、テクノロジー(インターネット)を「禁制」とする認知症(痴呆症)は、古代の日本人と同じくらいの「現実喪失」をつくり出しています。 若い年齢から要介護に転化させています。 ポルソナーレだけが対策をアドバイスできます。 |
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