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ポルソナーレが明らかにした 日本人の認知症 (痴呆症)は、古代、 近代、現代と心・ 精神の病気をつくって、 生存を 可能にしてきている。 多くの日本人は、 自分の心・精神の 病気を利用して、 「今日、一日、飯が 食えればいい」と 生きている。
●日本人の心・精神の病気とは
ポルソナーレが、カウンセリングの現場の経験からとらえた日本人の心・精神の病気は、中学生のころからはじまります。 中学生というのは、性の機能や能力が完成する年齢です。 自分ひとりの力で人間関係をつくり、その関係を社会的に意味のあるものにつくりあげていくのが「性の機能や能力」のもつ意味です。 社会的に意味のある関係というのは、行動と言葉の二つによる関係のことです。 「じぶんから話しかける」「相手の話しかけに明るく楽しく応じる」というのが社会的に意味のある行動です。 社会的に意味のある言葉とは「言う」を「おっしゃる」「言われる」という尊敬語で言いあらわせる、「する」(行う)を「いたします」「させていただきます」という謙譲語(形)で言いあらわせるという能力のことです。 現代のようにケータイ、パソコン、スマホの時代になると、電話の話し言葉で言い表す「○○さんはいらっしゃいますか」「○○課長はいらっしゃいますでしょうか?」といったような言い表し方は省略されて「用件」だけを一方的に伝えることを可能にしています。 すると、日本人がもともと抱えていた精神分裂病が、中学生の頃からあらわれるということが起こっています。 そして、これがほとんどの日本人にとって、生涯にわたる心・精神の病気の始まりになっています。 日本人の精神分裂病の第一期の症状です。
●日本人の精神分裂病の第一期の症状
「本を読んでも、書いている言葉の意味、説明されている文脈の意味が全くくみとれず書かれていることのイメージが何も思い浮ばない」
本人は、「難しいですね。わたしには分かりにくいですよ。わたしにわかるように書いていないから全く役に立たない」という言い方をします。 「わたしにも分かるような文、文章の例」はパソコン、スマホ、ケータイのディスプレーに自分が選択して、自分にもよく分かるように入力されているものを表示させた文、文章、画像の場合です。 だから、パソコン、ケータイ、スマホへの入力は、「書く」こととは全く違う辞書機能による選択表示なので「手で書くと意味不明のまま」に書くのですぐに書くことが止まっても、「入力」は幼稚園生児が色のついた「つみ木」をあつめたり、並べたりすることと同じようにマウスや指先を動かしてエンターキーをカチッと押すと、自分が手で書いたかのような「文」「文章」が整然と並ぶのです。 |