[4722-1] 日本人の認知症(痴呆症)は、「700万人時代」から、「800万人時代」(2025年)に華々しく突入しています。 谷川うさ子 2017/03/01(水)14:23 修正時間切れ
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今年、平成29年は「要介護」の「2017年問題」の始まりの年です。 公表されている「要介護出現率」は、 ◎65歳~69歳は3% ◎70歳~74歳は6% ◎75歳~79歳は14% ◎80歳~84歳は30% ◎85歳~89歳は50% と予測されています。
●日本人の社会問題「要介護」
「要介護」は、日本人の認知症(痴呆症)がつくり出します。 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、現ゼミ生の皆様の厚い御支持をいただき、現ゼミ生の皆様とご一緒に、日本人の認知症(痴呆症)とは何か?一体、なぜ要介護状態が出現するのか?の理由と原因を明らかにしました。 今まで、そして現在も、「認知症(痴呆症)とは忘れることである、しかも体験したことを忘れることである」と理解されています。 しかしこれは根本的に間違った理解です。 なぜか?というと、メタ言語(脳の働き方・言葉の生成のしくみ)からみると、日本語(和語・ひらがなの言葉)は、時間性の言語領域でつくり出されているので、空間性の言葉である「名詞」「抽象名詞」は全く記憶することができないのです。 日本人の認知症(痴呆症)とは、社会(仕事の世界も)を成り立たせている「名詞」「抽象名詞」の言葉を記憶できないという脳の働き方にもとづく病気です。
●ニート、不登校、引きこもりも「認知症」がつくり出す
だから、認知症(痴呆症)とは、「ニート」「不登校」「引きこもり」「ゲーム依存症」で、社会生活も家の中の日常生活もすっかり止まったままに見るように「名詞」「抽象名詞」の言葉をどういう意味でも全く学習しようとはしないという病気を本質として現わします。 「ニート」「不登校」「引きこもり」「ゲーム依存症」とは、ひとことでいうと独力では生存不能とすることを意味しています。現実の社会は、社会の中で労働をおこない食べていくだけの収入を得て食糧を手に入れるという生存の仕方を、誰にとっても当り前にしています。 「ニート」「引きこもり」「ゲーム依存で一日中ゲームをして過す」のは、誰から強いられたものでもなく、その人の行動の仕方の選択の結果としておこなわれているので、実質的には「生存不能」(死ぬこと)を背負って生きているということに本質があります。 ここで重要なことは、この問題は、ごく少ない人の問題ではなくて、全ての日本人に共通する問題であるということです。 |
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