[4752-2] 谷川うさ子 2017/03/31(金)11:28 修正時間切れ
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認知症(痴呆症)とは、動詞の言葉しか話せない、聞けないという脳の働き方のことです。 いくら名詞の言葉と抽象名詞の言葉を聞いても分かりません。分からないままに聞きつづけると目も耳も身体の交感神経が緊張して、限度になってゆるむのです。 弛緩します。 眠くなるのです。 この眠くなっている脳の働き方を変えない人が認知症です。 認知症を治すには、名詞と抽象名詞の言葉を正しく手で「文」に書いて使ってみると治ります。 ●若年性の認知症
NHIKスペシャル「認知症1300万人(社会・時代)」では「MCI」(若年性の認知症)の人が、20%くらいいますと告知されていました。 仕事の中で「何をやっているのか分からなくなる」「まかされている仕事にミスや間違いを起こす」のが MCI(若年性の認知症)です。 だから、その人が出来ることは何か?を見つけて、出来ることだけをおこなってもらうのが対策だといいます。 「車を洗うことはできるので、洗車の仕事をしています」という人が紹介されていました。 なぜ、突然、仕事の動きを間違えるとか、行うべきことを見落したり、別のことを行うのでしょうか。 原因は、「訓読み」にあります。
訓読みの例……「家」(いえ)「ご飯」「トイレ」 音読みの例……「家」(カ)「食事」「排せつ」
訓読みの「家」(いえ)は、「寝起きをするところ」が解釈の意味です。 音読みの「家」(カ)は、「縁のある人間が集まって寝起きする空間」が語義(意味)えdす。 日本の「社会」、「企業」「仕事」は音読みの言葉で作られています。 日本人は、現代になっても「仕事」とか「社会」の言葉をどんどん解釈して作り変えてきました。 動詞の言葉しか憶えられない人は、名詞や抽象名詞を憶えることができないので、記号とか目印のように作り変えて解釈した言葉を目的にして行動しています。 これが「MCI」(若年性の痴呆症)です。 脳の中には、「仕事」の中の正しい言葉はひとつも記憶されていないので、間違えたり、ミスを起こすのはあたりまえですね。
●女性と男性の認知症の違いとは
厚生労働省の発表では、女性の要介護者が、男性よりも数倍多いという現実になっています。 理由は、脳の中の欲の脳といわれている視床下部の働き方にあります。 女性は、視索前野が性の欲の中枢です。 言葉と人間関係をつくります。 だから、1歳半から母親の話す言葉を全て憶えます。自分ひとりの力で社会に出て仕事をしても、勉強をしても、母親から学んだとおりの言葉の上に接ぎ木するように憶えます。 母親の言葉は「動詞文の動詞の言葉」だけです。結果、女性は、社会に出て仕事にかかわっても、仕事の言葉を別の言葉に作り変えたり、自己流に意味を解釈する人が多いのです。 |
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