[4766-2] 谷川うさ子 2017/04/29(土)14:24 修正時間切れ
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なぜ、授業中に眠くなるのでしょうか。 仕事でちょっとマジメなことを話す人の説明を聞くと、すぐにウトウトと眠くなり頭の中がボンヤリしてきて入眠幻覚が起こるのはなぜでしょうか。 「動詞」の言葉とは、食べた、眠った、触った、見た、聞いた、などの言葉です。動詞の言葉のほとんどが自分が経験したことの言葉です。過去の「エピソードの記憶」を想起させるのが「動詞」の言葉です。「右脳系の海馬」に記憶されています。自分が過去に見た、聞いた、触ったことの「エピソード」をごく自然に思い浮べさせるのが「動詞」の性質です。 ふだんの生活の中では、きのう見たもの、触ったものがたくさんあるので、きょうも同じように見る、触る行動がおこなわれます。 これおいしいね、風呂に入ろうね、トイレに行くね、と動詞だけを話すことが可能になります。 脳の「動詞を憶える言語野」だけの働きで日本人は生活の中の行動はできてきました。
ところが学校の授業で聞く言葉は「名詞の言葉」がほとんどです。 知識というのは「名詞の言葉」で説明されることばかりです。 「動詞の言葉」しか憶えないのが「日本語」です。日本語は「動詞文」だからですね。 動詞は必ず、過去の体験を思い浮べる性質があります。
授業中にウトウトと眠くなるのは、名詞は憶えられないから。耳に入ってくる先生の言葉の発音は、右脳にある「視覚野」と「聴覚野」が風か、鳥の鳴き声と同じにバラバラに分解するから。 授業で話される名詞の言葉は頭の中で全部、「動詞の言葉」に解体されます。 そこで過去のエピソード記憶を想起しようとすると、目や耳には教室の光景や教師の姿、話し声が入ってきます。 動詞の言葉しか憶えていないタイプの人は、ここで夜、寝て夢を見て過去のエピソードをとめどもなく思い浮べるように、目をつむってウトウトと眠るのです。 これが動詞の言葉がつくる黙契の「入眠幻覚」です。 ウトウトと眠っている時は、頭の中に「エピソード記憶」が想起されて夢を見ているような脳の働き方になっています。
古代の日本人はウトウトと眠る入眠幻覚を思い浮べている人は、身体の中の自律神経が副交感神経が優位に働いてすぐに病気になって死んでいました。アレルギーや自己免疫疾患、血流障害による炎症などで心肺停止が起こっていたのです。 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、「がん」や「心臓病」「脳血管の疾患」を防いだり治すためにも「名詞の言葉を正しく話しましょう」とレクチュアして喜ばれています。
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「スマホやパソコンの画面の文は読めるのに、本や新聞の文章はぜんぜん読めない。なぜ?」と思ったことはありませんか。 これって、お店で働いている人にとっては深刻な問題が起こります。 お客の話しかけてくる言葉が聞きとれない、聞いてもすぐに忘れてしまって商品やお金をもらうことの忘れが起こるからです。
会社に行きたくない、仕事なんかしたくないというのは、日本語が動詞文の「動詞」しか憶えないことに原因と理由があります。 動詞の言葉は「黙契」(もっけい)をつくります。 黙契(もっけい)は、「過去のエピソードの記憶を想起する」ことです。 乳・幼児のころ、母親が話した動詞の言葉を「エピソード」として想起する人は、入眠幻覚と既視感(デジャヴ)が思い浮びます。 このタイプの黙契は「腹内側核タイプ」といいます。 「母親の言葉」が「いつかどこかで見た光景」として思い浮ぶので、仕事の言葉も勉強の言葉もどんどん作り変えます。 |
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