[4780-2] 谷川うさ子 2017/06/25(日)16:00 修正時間切れ
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次に「人が恐い」という内容は「ス・サス」の作為性でつくられます。人の理解、人についての知識は作為性によるものだから、どんなに正しくても、哲学的にみて正当でもそれは「作為性である」、だから、デタラメをしゃべるべし、と判断されます。 したがって、「恐い」の証拠も原因の事実もないのに、「ウソ」が語られます。「ス・サス」は、ひとりの人間の脳の働きの中で、「必ず、デタラメをしゃべらなければならない」という判断にもとづいて語られる「嘘」です。
さらに、「人が恐い」と話したり、言いあらわすのは発声・発音をおこなう「自己」という主体です。発声・発音と自己は、欲をもつ、また欲を実現することをあたりまえにしています。自己とは「自然成立」(ル・ラル」の対象です。 このような自分が「人が恐い」と言えば、「ル・ラル」によって価値有り、とみなされます。そして自分を「尊敬」扱いします。 だから「人が恐い」というデタラメの内容はデタラメであるが故に、高く評価されるものとみなされて、嘘を正当のことだと価値づけるのです。
この「ル・ラル」と「ス・サス」の思考の二分法は、社会、他者に向けられるときは、「近づかない」「どんなに知的なアドバイスでも、それはス・サスの作為性だから、破壊する」というように判断します。 これが、日本人の認知症に至るうつ病、分裂病をつくりつづけている脳の働き方というものです。
対策は、「5W1H」「時制」を言うことであると、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは明らかにしています。
「病気はひとえにお金がかかることだ」というデメリットに心が動く人は、ぜひとも実行してみましょう。 |
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