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吉本隆明が『共同幻想論』 (禁制論・角川ソフィア 文庫)で説明する 「黙契」と「禁制」。 古代の日本人は、 「ア、イ、ウ、エ、オ」の 発声・発音だけで 黙契(ウソの言葉)、 禁制(ウソの話を 人にしゃべること)を つくってきた。 現代の日本人は 「ひらがな」で 黙契と禁制を 一般的にしている。 これが脳の働き方から 見た日本人の心身の 病気の実体なのである。
●知らなきゃ損!ポルソナーレのカウンセリングが教える日本人の妄想術2つの法則
《相談の事例》
わたしには男の子がいます。 3歳です。 ポルソナーレには、この男の子が0歳児のころから子育てについて相談してきました。 きょうの相談は、夏になって海につれていくことです。 男の子にとって祖父、祖母と同居しているのですが、男の子は、祖父(おじいちゃん)もいっしょに海に行ってほしいと言います。 悩んでいるのは、祖父にはこの男の子が見えないことです。祖母(おばあちゃん)にはよく見えるので「お箸でじょうずにご飯を食べられてエライねえ」とホメてくれます。 このおじいちゃんに、どう言って海水浴に一緒に行ってもらえばいいですか? (女性、42歳、精神科にかかっていて自宅療養中)
この相談にたいしてのポルソナーレのカウンセリングは、次のようなものです。 「おじいちゃんに、海水浴に持っていくものは、どんなものがいい?と尋ねましょう。浮輪とかスイカと言ってくれるでしょう。 そこで、3歳の男の子がいればあと、どんな物を持っていけばいい?と尋ねましょう。夏の海辺にはどんな生き物がいるの?と尋ねると男の子に役に立つ持っていく物がおじいちゃんにも分かります。ヒトデや小さいカニ、小さいエビなどを入れるバケツ、すくい取る網がいるよと教えてくれるでしょう。 おじいちゃんには、浮輪をふくらませる係を頼むといいのです」。
気がついた人もいると思われますが、この相談者の女性は、「ウソの子どもの話」「ウソの子育ての相談」を話しています。 これまでは、精神分裂病の妄想であると説明されていました。 |