[4784-2] 谷川うさ子 2017/07/04(火)16:48 修正時間切れ
 |
●信じられない!夕焼け空を見ればキレイと感覚が知覚するのに喫茶店では人が見えなくなる簡単テク
人は、空を見れば雲を見るし、夕焼け空も見ます。これが知覚です。 日本人の動詞の言語野(X経路)はこの知覚の対象を「無い」と認知します。 動詞の「ル・ラル」(自然成立)は、「男の人はいない」「喫茶店には、他の人はいない」と思考します。 しかし、それでも目や耳では、他の人を知覚するので、「人がいるようだ」「男の人がいるようだ」と知覚します。「いないはずなのにいる」「見ていないはずなのに、見ている」と、これをおかしい、変だ、と話します。この人に話すこと、もしくは喫茶店に行かないなどの行動であらわすのが禁制です。「おかしい」「変だ」と話すのは「動詞の性質」の「ス・サス」がつくり出す作為です。 「いるはずがない」という思考は「ル・ラル」の尊敬が判断して肯定するのです。
●対人恐怖の女性が無意識にやっている2つのこと
現実の事例の女性の悩みの主旨は、次のとおりになります。
「わたし、喫茶店に入りました。人は誰もいない、仮にいてもわたしには見えない、目に入らないと理解していました。 ところが、じっさいに喫茶店に入ると、なにやら人がいるのが見えるし、なんと、その人がわたしを見るじゃないですか。これっておかしいですよ、絶対に。 いないのがあたりまえなのにいる、しかもいないはずの人がわたしを見るじゃないですか。 なんでこういうことが起こるのか?いつもわたしは、このことで悩まされているのです」。
●知っておくべき!対人恐怖の人の手足、指をふるわせる神経症の常識特選
「人はいない」が黙契です。動詞の「ル・ラル」がつくります。 「人が見えた。人が見ている。これはおかしい!」という思考が「禁制」です。動詞の性質の「ス・サス」がつくります。 人がいなければ、お茶を飲むし、スパゲティも食べる、しかし人がいるので飲めない、食べない、という「止めるつもりで止める考えだけど、手、指が勝手に動いて困ります」、というのが「手の震え」「指の震え」です。当の本人は、カップは持っていない、スパゲティも食べていない、という「ル・ラル」の思考をおこなっているのです。 しかし、自分の手なのになぜか、勝手に手に動いているよ、なぜこういうことを行っているの?というのが「震え」なのです。 日本人の心身の病気のしくみは、このように理解するのが正しいのです。 |
|