[4806-2] 谷川うさ子 2017/09/18(月)19:50 修正時間切れ
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●なるほど!!ナットク!日本人には心のビョーキの人は誰もいないという証拠とは
精神病理学は「名詞文」「抽象名詞文」を言葉とする社会で成立する学的知性です。 日本人の使う日本語は、「動詞文の動詞」だけです。概念としての名詞、抽象名詞は、日本人の働かせる脳の言語野(ブローカー言語野)には存在しません。 したがって、be動詞、sein動詞をベースとする欧米社会では精神分裂病は、正しく存在します。 日本人の中には、ごくごく少数の人にしか精神分裂病は存在しないのです。 だから、どんな異常な言葉も行いも、行動も、ごく普通のことであるとみなされます。 こういうことを証拠だてて証言するのが『母型論』(贈与論)です。
・日本人の「目」「耳」は「言葉が聞こえない」「現実の事実が見えない」という脳の働き方をごく普通のことにしています。だから、どんな有益な知性の言葉もバカ扱いして、イバって足蹴りにします!
『母型論』(贈与論)が裏付ける日本人のデタラメ言葉の一つ、一つ、そしてぺちゃくちゃと意味不明のことをもっともらしくしゃべるデタラメしゃべりをつくる脳の働き方を説明します。
脳は、左脳と右脳とに分かれており、この左脳、右脳のそれぞれに「視覚野」と「聴覚野」があります。 こまかいしくみを省略すると、日本人は、右脳の「視覚野」と「聴覚野」を働かせています。 右脳の視覚野は、ものごとのしくみ、成り立ち、特質、性質というものは見えません。見えるのは「色」「表面の形」だけです。 だから、会話の相手は、「いない」と思います。ソッポを向いてしゃべるのが好例です。 「右脳の聴覚野」は、風の音とか、虫の音のような自然音しか聞こえません。「話す言葉」(意味)などは全く聞こえないのです。 聞いていても「聞いているフリ」をしているだけです。 「今、言ったことはどういうことを言いましたか?」と問うと、「分かりません」と言うか、憶えている言葉のいくつかをガラガラとむすびつけて奇妙な内容をデッチ上げるでしょう。
●残念!日本人の人の話すことを全く理解できない変わらない歴史とは
こういうことは、古代の日本人からずっとつづいてきていることです。現代の日本人は「ネットで調べた」と「調べる」という言葉を内扱いで壊していることがよく説明するように、自分の憶えている黙契(ウソの言葉)に合うデタラメ言葉を検索して表示させているので、「現実を見よう」という自覚はすっかり消滅してしまっています。 大正、昭和、平成の初めのころよりも、日本人の「ウソ話、デタラメしゃべり」はもっと広がり、もっと一般的になっています。
今回の『谷川うさ子王国物語』パート・Ⅵ(シックス)(第7ヵ月め)は、こういうことをカリキュラムに立てて編集・構成しています。 気に入っても入らなくても、精神病理学の手の届くところまで自覚のための学習になさってください。 |
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