[4812-3] 谷川うさ子 2017/09/27(水)11:27 修正時間切れ
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●「女性に縁がない」を連発する残念男子の本当の危機とは
外側核タイプの母親の子どもの男児は、自分の行動のための「言葉」を全く憶えていません。「言葉など存在しない」と思考しています。 男性の「行動」には性の欲の実現のための「言葉」が必要です。「言葉」など存在しないと思考するということは、性の欲の実現のための行動が止まるということです。 この「性の欲」とは、吉本隆明ののべる「対幻想」(他者にたいする関係意識)のことです。 したがって仕事はもちろん、社会の中の誰とも正常な人間関係をつくることができないという行動の止まり方をあらわします。
すると、やがて職場にもいられなくなり、「母系制」の「贈与」の反対概念の「お返し」(収奪)も受け取れなくなってニート状態を余儀なくされるのです。
●内省心のある男性必見!今から学んでも遅くはない動物未満の脳の働き方脱出
問題は、相談の事例の男性が語っているように、10年、20年と「仕事の言葉で、正しく第三者に伝えることができない」という異常をごく普通のことにしてきていることです。 ごく普通のことであると許容するのが『母型論』が証言する「母系制」です。 しかし、現実の本質は「異常」と定義するので、社会の外に追いやられるか、心身に疾患をつくって、ここで「自分は病気ではないか?」と自覚する人もいます。それが事例の男性です。 |
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