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ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、脳の働き方がつくる日本語のトラブルと異常のしくみと対策をレクチュアします。認知症というと「モノ忘れ」のことだと思っている人は多いのですが、正しい定義はデタラメの言葉と意味のとおりに行動することです。ポルソナーレは、男性の相談の事例をあげて、今回は「人前で字を書くと手が震える」と「本を衝動買いする。しかし捨てる」の二例をケーススタディにご紹介します。
・「本は好きでたくさん買う。読むと虚しくなる。読んだらすぐにゴミに捨てる。しかしネットの文はおもしろい、いつまでも読める」。 この男性の脳の働き方の異常は、「漢字・漢語は読めればいい」と考えていることにあります。
日本語は動詞文の「動詞」しかありません。脳の言語野はそんなふうに働いています。日本人は、「漢字・漢語」は、訓読み式に「読めればいい」「意味は分からなくてもいい」として本もネットの文も読んでいます。
訓読みとは、読むだけの「漢字・漢語」です。 意味はデタラメです(音読みの言葉の意味が正しい)。読めればいいとは、意味はテキトーでいい、デタラメでもいいと考えることです。 そこで音読みの言葉も「読めればいい」として意味もデタラメにつくり変えるか、意味は存在しない(読みとばすか、読まない、あるいはテキトーに解釈する)ことを行います。この異常を普通にしているのが訓読み式で本を読む、文章を読む日本人です。
選択して検索したネットの「文」や「文章」は、訓読みのテキトーな意味しか表示されず、名詞、抽象名詞は写真、画像、絵で「どんなにテキトーに解釈してもかまわない」という表示の仕方をします。 つくり話、デタラメの意味を読むので「おもしろい」のです。
・「人の前ではよくしゃべる。人の前で字を書くと手が震える」という異常は、訓読みの作り話をしゃべるからおもしろいのです。「人前で書く、人の前である目的についてしゃべると震える」のは、音読みの意味を知らなくては、「正しく書けない」のです。「読めればいい」式に読んで意味を作ってしゃべっている分には楽しいのですが、他者への説明のための音読みの意味を知らないとき、作り話をしゃべろう(書こう)とする、すると人が見ているのでデタラメを書けない、デタラメを書こうとして手が震えるのです。
このほかにも「乗り物が恐い」「仕事の言葉が覚えられない」などの「事例」についての脳の働き方と日本語(和語)を使うときの誰もがかかえている異常(いずれ分裂病か身体の中に疾患をつくります)の脳の働き方をレクチュアしています。
いかがでしたか。このほか「仕事に行けない」「上司に仕事の説明ができない」などの事例の対策も開発しています。お困りの方は、お声をかけてください。
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