[4830-2] 谷川うさ子 2017/11/28(火)17:04 修正時間切れ
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●100人中何人が知っている?日本人の脳の働き方は「時間性中心」の「時間性」の意味
この「時間性」(空間性も)の定義についてはハンナ・アーレントが『人間の条件』(ちくま学芸文庫)で誰にもよく分かるように説明しています。 このことは、日本語には「O」「C」(概念。即ち空間性)が無いということの証明になるのです。 「母系制」とは、日本語に限らず、「母系制の地域」(中国の南西部、インドの南部など)の言葉は全て、「S+V+O+C」の「O」「C」が無いということを脳の働き方とその継承としているということになるのです。 日本人の使う日本語は、日本の全域にわたっており、しかも奈良時代から現代まで続いてきていると分かる必要があります。
●うそ!?ポルソナーレだけが正しく説明するテクノロジーがつくる富裕者と圧倒的多数の貧困者をつくる解体の仕方
現代は、新聞の報道にもよく見られるとおりに、テクノロジー(AI・人工知能など)によって、経済社会の「コスト削減」を価値として人間による行動(経済性のある行動)も「削減される」という動きが加速しています。その典型が「アマゾン」による「クラウド」で、企業の「自社=自前のコンピュータ管理」が「レンタル」になっていることです。 ここでは、企業のコンピュータ技術者の能力が解体される、「アマゾンのセキュリティ管理の能力の水準が高い」という「人間のふるい落し」(格差の発生)の社会現象があります。
このことは、このようなテクノロジーの状況にあっては、ほとんどの人間は格差による解体がまぬがれないという状況にあることのモデルになります。 「人間の仕事のほとんどがロボットに変わる」とか「ネット上の小売りの販売」が優位になると、小売店はもちろん、「大型ショッピングセンター」も減少していくといったことは、当り前の社会現象になっていくということだけではありません。
●スマホ、パソコンをにぎりしめている人が無意識にやっているのが「強迫観念」づくりと「強迫神経症」の言動
もっと深刻な問題は、このような経済社会のいわば「勝ち組」(スーパーリッチが典型です)のことではなく、「スマホゾンビ」(スマホ見ながら歩き)によく見られるような、人間の行動の面にあらわれる「社会秩序の破綻」(ごく普通の人間生活の中の行動秩序の破綻)(モラル・倫理の消滅)です。 AI(人工知能)や「アマゾンのクラウド」は、テクノロジー技術の提供側の問題です。 「スマホ見ながら歩き」(スマホゾンビ)は、テクノロジーの享受者(消費者)の側の問題です。 この違いを明確に区別して理解する必要があります。
●「座間市事件」は、「スマホ」のマトリックスが視覚の対象の距離を縮めて、同時に、身体の生命の「生きられる時間」も縮めている!!が本質
平成29年10月31日に発覚した「座間市事件」は、テクノロジー(スマホ、パソコン)は、一般の個々の人間にどういう影響をもたらすのか?という教訓と問題提起をアピールしています。 これは、「時間性」を中心とする言葉を日常とする地域の人間は、まず、「スマホゾンビ」(スマホ見ながら歩き)が誰の目にも一目瞭然とする「強迫神経症」をあらわすという問題です。 |
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