[4837-1] 誰も言わない、誰も見ないフリをしている「スマホの画面を見つづけることの強迫神経症」の本質、「人生の短縮」について説明するポルソナーレの「カウンセリング・ゼミ」のお知らせ 谷川うさ子 2017/12/08(金)15:32 修正時間切れ
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ポルソナーレだけがゆいいつ明らかにしているのが人間の脳の働き方(言葉の生成のしくみ)です。現ゼミ生の皆様と一緒に十数年の歳月をかけて解明しました。テクストにしたのは吉本隆明の「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』徳間書店所収)、ハンナ・アーレントの『人間の条件』(ちくま学芸文庫)です。
世界の誰も問題にすることができず、指一本も触れることができていないのが「スマホ見ながら歩き」や「一日中パソコンの画面を見る(ゲームとか)」「人としゃべっているときにわざわざスマホを出して画面を見る」という異常行動です。ここから派生して、病的な言動や社会犯罪などがあるにもかかわらず、供給サイドは、これを消費者の「自己責任」として放置しています。
テクノロジーの器機やサーヴィスを供給する側は、経済社会の中の「コスト削減」の価値があるとする一方で、とくに日本人の個人は、テクノロジーのもつ「マトリックス」(距離の短縮)によって「脳の働き方」の正常能力も短縮して「人生という生きられる時間」も短縮されているという事態になっています。
多くの日本人は、このような哲学だけが説明する人間の思考や精神活動の理解については、「スマホ」(パソコン)の「画面」を見ることによって全くの不明としています。日本人の人間社会も、家族関係も、男性と女性の人間関係も「そういうものは存在しない」とする「強迫神経症」を集約するのが「スマホ」(パソコン)の画面を異様にいつでもどこでも「見る」という「行動」であるからです。 |
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