[4839-2] 「根源悪」は、人間事象の中でしばしばあらわれている、許しもできず罰を加えることもできない、とハンナ・アーレントはいいます。カントが言及しているといいます。 谷川うさ子 2017/12/22(金)15:01 修正時間切れ
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ハンナ・アーレントはなぜ、根源悪はしばしば見られるというものだと言うのかというと、欧米語は「S・V・O・C」の「O」「C」(述語。対象・目的)が明確であるからです。日本語は動詞文なので「非言語の段階」(イメージスキーマ・イメージ思考)から「O」「C」(述語)が無く、いつでも「O」「C」を壊すという異常をあらわしています。 これが「母系制」というものです。すると、ハンナ・アーレントのいう「根源悪」とは、日本人の間ではしばしばではなくて、いつでもどこでもしょっちゅう現われている言葉や行動の「異変」(自然災害と同じ)のことをいいます。
このメタファーからいうと、母親の外側核タイプが腹内側核タイプにシフトしたときがニーチェのいう「深淵」(しんえん)というものであり、「富岡八幡宮殺傷事件」は、「妻」(3番目)が「夫」(富岡茂永容疑者)に「深淵」を覗かせて「根源悪」と眼を合わせさせたことに原因と理由があるといえるのです。
「スマホ」(パソコン)の画面の見つづけは、脳の働き方からみると、日本人がかつてもっていた「対人恐怖」とか「○○神経症」といったモラルとの葛藤を無くして、いつでも「深淵」と眼を合わせつづけていて、母系制の女性は、男性に「根源悪」を浮上させていると理解しましょう。
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