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人間の脳の働き方を言葉の次元で 分かるには、吉本隆明の 「個体・家族・共同性と しての人間」(『情況への 発言』、徳間書店 所収)の理解が 不可欠である。 そして、脳の働き方がつくる 人間のモラル(倫理)を 分かるには、ハンナ・ アーレントの「許しの力」 (『人間の条件』 ちくま学芸文庫)の 理解が必須である。 「富岡八幡宮事件」の 真相を分かるには、 カントのいう 「根源悪」(共生をつくる人倫 (ヘーゲル)の破壊)を茂永 容疑者の母親と3番目の 妻がおこなっていることを 理解することが 全ての日本人にとっての教訓になる。
●日本人が自分の人生を縮めている「スマホの画面」について知っておくべきまとめ
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、「座間市事件」「大相撲・日馬富士引退事件」につづいて、「富岡八幡宮・弟による姉殺害事件」をケーススタディにとりあげてきた。 「富岡八幡宮事件」は、「スマホ」や「パソコン」を見つづけていたという報道の記述はないが、脳の働き方の構造からみると、この事件も、「スマホの画面」を見つづけている弊害が発生させている。 「スマホ」(パソコン)の画面を見つづけることはどのように人間の脳に新たな異常をつくり出すのか?をよく説明するのが「座間市事件」だ。 「大相撲・日馬富士引退事件」も、「貴ノ岩」が、白鵬の説諭中に「スマホの画面」を見ていたか、見つづけていたことが直接の原因で引き起こされた。 「人と話している最中にスマホの画面を見る」ことは、人間としてのモラル(倫理)を自ら壊すことになることに気づいたのは、元横綱の日馬富士だけだということになる。 報道のメディアも、「座間市事件」や「大相撲・日馬富士引退事件」に言及している識者や日本相撲協会(危機管理委員会)も、この「モラル」(倫理)の破壊については何も発言していない。
●知っている人だけが健康に生きられる!テクノロジーの人間の脳の真か偽(ぎ)かの判断力を壊滅させるしくみとは
その一方で、「スマホ」をはじめとしてテクノロジーの「AI」や「IOT」(アイオーティー)の効果や利便性、経済効果などは、広くアピールされている。人工知能をもつロボットやAIによって走る自動車などだ。 銀行や生命保険会社では、事務、窓口業務のほとんどが「AI」に代わり、人間は人員削減の対象になっている。 アメリカでは、何十年かするとAI(人工知能)が仕事をして、人間は不要になる職種を予測している研究発表もある。 |