[4841-1] 「座間市事件」「日馬富士引退事件」は、「スマホ」(パソコン)の「画面を見つづけること」がつくり出した。人生も生命も短縮する脳の働き方の事件である。 谷川うさ子 2017/12/29(金)16:24 修正時間切れ
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「座間市事件」(平成 29年10月31日)と 「大相撲・元横綱日馬 富士引退事件」 (平成29年10月25日)は、 どちらも 「スマホの画面を見つづけた こと」が 発生させた日本人の脳の 働き方の 人生も生命も短縮するモデルである。
●日本人の動詞文は悲惨!「スマホの画面」を見る弊害を見ないフリをしている
「スマホ」(パソコン)の画面を見つづけると、見つづけている人は明らかに異常を発生させている。このことは、誰もがよく知っている事実である。 「スマホ見ながら歩き」「人と話している最中に、スマホを取り出して無意味に画面を眺める「人と会話をしているのに、スマホの画面に視線を向けつづけてしゃべっているけど相手の顔は見ない」などだ。 「ゲーム依存症の人は、パソコンか、スマホの画面を1日10時間も見つづけている人もいる」、「学校から帰宅した女子高校生で、食事、入浴以外は、スマホの画面を見つづけている女子もいる」、といったふうだ。 この「スマホの画面を見つづけること」の脳の働き方のつらなり(カテゴリー)に「座間市事件」「日馬富士引退事件」がある。
●知っている人だけが得する!スマホ(パソコン)を見る脳の働き方のしくみ
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、現ゼミ生の皆様のお力添えをいただいて、「スマホの画面を見る」(パソコンの画面を見ることも)とは、一体、どういうことをいうのか?どういう脳の働き方がおこなわれているのか?また日本人の場合、どういう異常な脳の働き方をつくり出しているのか?について一緒に考えて明らかにした。
「スマホの画面を見る」「パソコンの画面を見る」というときは、人間の「眼」の働きのことをいう。 「眼」とは「視覚」のことだ。
●分かりすぎる!目の働き方「感覚の知覚」
今、ここにリンゴの赤い実があるとする。このリンゴを目で見たときの「見る」を「感覚の知覚」という。「感覚の知覚」は、吉本隆明が「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』徳間書店)で説明している。 目を開けて見ればリンゴが目に入る。目を閉じればリンゴは見えない。また目を開けるとリンゴの赤い実が見える。目を開ければリンゴを見る、目をつむるとリンゴは、見えなくなる。 この「感覚」の「知覚」が受け取ったり、遮断して見えなくするというのが「感覚の知覚」である。 生理的に見るというのが「感覚」だ。光や色の刺激を受容するのが「知覚」である。 この見える、見えないという脳の働きは、右脳の『実像』という部位でおこなう。
●日本人が知っておくべき「目の働き方・感覚の知覚」
「感覚の知覚」の性質は、「遠くのものを見る」ということだ。 「遠くのもの」とは、「背景」とか「状況」のことだ。朝、窓のカーテンを開けて外の景色を見るというときは「遠くのもの」(状況、背景)を見ている。 「遠くのものを見る」とは、自律神経の交感神経の働きによる。「散瞳」という。 目や耳の知覚を働かせる交感神経は「Y経路」という。 「Y経路」については、大脳生理学の本に書いてある。 |
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