[4841-3] 谷川うさ子 2017/12/29(金)16:25 修正時間切れ
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●スマホ、パソコンだけじゃ危険!人間としての判断力、説明力、思考の能力の全てを崩壊させる「画面を見ること」
「スマホ」(パソコン)の「画面」を「見る」とは、「聴覚」(X経路)による「表示」のことである。 「スマホ」(パソコン)ではゲシュタルト形態を「見る」という脳の働き方は無い。 ここが「テレビを観る」「映画を視る」「写真を見る」の「見る」とは決定的に違うところだ。テレビも映画も写真にも、「目で見る」のY経路(ゲシュタルト形態)が対象として存在する。「O」「C」を「見る」のだ。 しかし「スマホ」(パソコン)の画面は、「検索」という言葉があらわすように、「自分が見たいもの」を選び、特定化して表示させる。 この「検索」を、日本人は「調べる」とか「検索をかける」という言い方をする。 「O」「C」(ゲシュタルト形態)を無い、もしくは否定的にとらえる言い方が日本人の「ネットで調べる」「ネットに検索をかける」という言い方である。 「O」「C」(ゲシュタルト形態)を「外扱い」で無いとする、近づかないので思いつきの言葉で言い表すことを主観という。 主観とは「法則性」「規則性」が無いということだ。 こういうものを「検索をかけて、調べて表示させる」ので「スマホ」(パソコン)の「画面を見る」(聴覚一辺倒の表示)である。
●思わず共感!スマホ画面見つづけは「目で見る視覚の障害」が起こり、次に「耳で聞く聴覚の障害」が起こって生きる屍(しかばね)になる
この脳の働き方は欧米人も同じだ。日本人は、もっと極端な「聴覚一辺倒」の画面の見方になる。 だから、日本人が「スマホの画面を見る」とは、「ゲシュタルト喪失」の「視覚障害」と、人の話、社会の言葉が全く聴こえなくなる、聞いているフリをするという言葉の不明の「聴覚異常」(強迫観念、妄想が、バーチャル視覚+聴覚として表示される)を「画面」に表示させる。 日本人は「自らのもつ強迫観念と一致する言葉」を「調べる」、「検索にかけて、これを聞く(見る)」のである。
平成29年12月28日の日本経済新聞の一面に、日立製作所会長、中西宏明がインタヴューに答えてこう語っている。 「人工知能(AI)は人を幸せにする。技術革新は製品の価格を下げる、誰にも使える世界を生み出す。パソコン、スマホがそうだ。仕事、余暇の選択肢が増えるメリットが大きい」。 この発言は、スマホ依存症、ゲーム依存症で学校にも社会にも出ない若い世代の人々の前で、なおも同じことを言えるのか?という問題をはらんでいるのである。 |
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