[4847-1] テクノロジー時代の今、「右脳・虚像」が遊園地に変わり、快楽園に移行している人々。自分を廃棄物に変え、廃人に変えないための対策とは 谷川うさ子 2018/02/01(木)19:39 修正時間切れ
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タバコの箱には「吸い 過ぎに注意しましょう」と 表示してある。 酒を売る店には、 20歳前後の人、 妊娠中の人は飲んでは いけないと。 スマホ、パソコンは 「猛毒画面だからあなたを 燃えるゴミにする かもしれない」とは 表示していない。 10代、20代から 後期高齢者だけが陥る 認知症(痴呆症)と 同じ痴呆症になり、廃人の まま数十年を生きる可能性がある、 とも書かれていない。 世界で唯一、 ポルソナーレだけがこのことを 警告する。
●一体、ナゼ?「嫌われているスマホ見ながら」に気がつかない理由
あまりにも普通の光景になっているのが、「スマホ見ながら歩き」だ。 電車の中では、仕事の同僚どうしが、スマホの画面を見ながら相手の顔はチラチラとしか見なくてしゃべっている。 ひところ流行したポケモン探しでは、画面を見ながら多くの大人が走り回っていた。 日本人は、このスマホをいつも手に持って、画面を見つづけることを異常とも病的とも思わないという異常を脳の働き方の特徴にしている。
もともと日本人の心・精神の病というものはおかしなものだった。 対人恐怖症が典型である。ポルソナーレは、発足以来多くの対人恐怖症の悩みを現場のカウンセリングで聞いてきた。 悩みを聞いてすぐに分かるのは、自分の社会性の能力の欠落を棚に上げているということだ。アドバイスをしてすぐに気がつくことは、説明するアドバイスの言葉を何も聞いていないということだ。 ひとり当り何十時間アドバイスをしたら悩みは改善したというものではない。5年、10年という単位で、役に立つアドバイスをしても、○○不安、○○恐怖、○○緊張症ということは全く解消しない。逆に、どんどん深刻な症状が次々にあふれ出てくるということを見聞きしている。
人間の脳の働き方とは、むずかしくいうと、人間は、人間意識をどうつくり出しているのか?のことだ。 こういうハードな哲学の話をしてもしょうがないので「言葉の生成のしくみ」と言い換えている。 ポルソナーレは、現ゼミ生の皆様と一緒に、十数年の歳月をかけて人間の脳は、どのように言葉をつくり出すのか?を明らかにした。「なぜ、多くの日本人は、ルールとか決まり、あるいは規範というものを理解しないのか?」の根本の疑問に自ら、解を与えるための考察だ。 |
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