[4862-2] 谷川うさ子 2018/03/02(金)13:54 修正時間切れ
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●スマホ、パソコンの画面の電気ピカピカ、極彩色が、幻聴、幻覚をつくる
一体、なぜこういう病的な異常が、日本の社会で普通の日常光景になっているのか? ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、現ゼミ生の皆様と一緒に、人間の、とりわけ日本人の脳の働き方から検証してみた。 すると、ディスプレー端末も、スマホも、パソコンも、「画面」が電気ピカピカ、極彩色の「色」で表示されていて、この中に文字、文、画像があることに気づく。 脳の働き方とは、言葉の生成のしくみのことだ。 脳の中で「言葉」(言語)はどのようにつくられるのか?というと、「目で見る」(視覚)の働きでつくり出されるのである。 耳で聞く、口でしゃべるという「聴覚」は、脳の中では「視覚神経」の一つとして働いている。もし、「聴覚」だけが単独で働くとすると、それは、「幻聴」「幻覚」という性質の像が、「右脳・虚像」に表象する。 目の働きの機能をいうと自律神経の交感神経が「見ること」を「知覚」する。これが「視覚」だ。「見ること」(知覚)を「見た」と認知するのは「副交感神経」の「聴覚」なのである。 人間がものを「見る」という視覚神経は、「視床」(大脳辺縁系)で「外側膝状体=視覚」(交感神経・Y経路)「内側膝状体=聴覚」(副交感神経・X経路)とリンクして、共時的に働くようにセットになっている。
●スマホ、パソコンの画面を見るときの脳の働き方を解明したのは、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミだけ。だから電車の中は「見ながら」「見ずにはいられない」!があふれかえっている
「視覚」(見ること)のソフトの面のしくみとは、こうだ。 交感神経=Y経路=「動き」を感受性とする。ゲシュタルト形態の「類似」「延長」を知覚する。
副交感神経=X経路=「静止」「凝固」を感受性とする。 「聴覚」がゲシュタルト形態を「記号化」「説明性」「伝達性」で像をつくり、しゃべるとか、書くとか、読むという「行動」を表す。 「色」「光」に感受する。
スマホ、パソコン、ディスプレー端末の「画面」には「文字」「文」を表示する。色、電気ピカピカも含めて表示する。
ふだんの人間の生活では、交感神経の「行動」(眼球の動き、顔の動き、身体の動き)があるから「光」「色」の認知は消えるのである。
●西野亮廣の「スマホ見ながら」の擁護は、幻聴幻覚の人を街中にあふれかえさせる
西野亮廣(にしのあきひろ)が「日刊ゲンダイ」(平成30年3月1日)の「正直者のつぶやき」欄でこう言っている。 「あと気持ち悪いのが電車の中で新聞読んだり本を読むのはありなのに、電車の中でスマホをピコピコいじっている人にたいして、なんやねんと思っている人っているじゃないですか。それって何に対して怒っているんだろう、むっちゃ怒っているもんなあ、みんな。よく分かんないですよ」
西野は、「スマホピコピコ」が「ネット依存症」だとは分からない。 「ゲーム依存症」で、一日、何十時間も、ゲーム、ネットの画面を見て脳の中の像が「静止」している、「凝固」していることと全く同じだというのが想像したこともないので少しも理解できない。 怒っている人は、職場の中のモラル崩壊、「ゲーム依存」イコール「ニート状態」、「引きこもり」が、どんどん社会の中に拡大していることに危機感をもっている。 まるごと幻聴、まるごと幻覚が、電車の中、駅のホーム、道路にあふれかえっていることに怒っている。 西野は、こういうことを理解せず、「周りが合わせろ」「許容しろ」と言っている。 ポルソナーレは「怒っている人」を支持して、世界でも唯一その怒る人の声を代弁して説明するのである。 |
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