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テクノロジーとは、 「情報通信 技術」のことだ。 AI(人工知能)とか 「IOT」 (家電や工場の 生産設備を 情報通信で つなぐこと)が 一般的になっている。 テクノロジー時代、 社会とは、この つながりの速度が 「超スピード」なので 固定現象を つくり出している ことをいう。
●テクノロジー時代、社会の人間に起こる問題の典型「ワープロソフト」
テクノロジー時代、社会の最も大きい問題は、「ワープロソフト」です。 「ワープロソフト」は、メールや仕事の中の書類作成から、ペーパーレスの「文書の画面表示」まで用いられています。 この「ワープロソフト」は「テクノロジー」の基盤をなすものです。「言葉」を「活字体」で表し、この「活字体」で作成した「文」や「文章」が仕事などの公的な書類にそのまま便用されるからです。 「ワープロソフト」の「活字体」の言葉、ないし書類、そして「メール文章」は、パソコンなどのテクノロジーが一般化する以前は、文章を書く訓練をした人間が到達するレベルでした。「活字」になるまでは、手書きで文章を書く訓練をしたのち、社会のニーズに見合う内容を「表現」できるという道のりがありました。
●手でノートに一回も文、文章を書いたことのない人間がなぜ、「ワープロソフト」ならどんどん「文」「文章」を表示させるのか?
パソコンが一般的になり始めて、「メール」などの使用頻度が高くなると、ここに奇妙な現象が起こります。 「それまでにただの一回もノートに文章を書いたことがないのに、ワープロソフトで文字、文、文章を入力すると、どんどん大量の文章をつくり出し、これを他者に向けて送信する」 「ひどいうつ病、分裂病の妄想を抱えている人が、メールとか、ワープロソフトで文字、文、文章を入力すると、あたかも社会的な意味や価値をもっているかのように、配信されるし、送信される」。 人間の話すうつ病や分裂病の妄想は、家族など限られた身近な人間にだけ向けられる性質のものです。 相談の手紙を書く、相談の電話をかけるというときは、それ自体が社会的な自覚があってのことなので、社会教育の観点からの対応が可能になります。 |