[4972-2] 谷川うさ子 2018/06/28(木)16:25 修正時間切れ
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「看護師時代に忘れやすさが気になっていた。1時間かけて通い、記憶力中心のゲームに取り組んでいる。 無理なく続けられる仕事で復帰したい」(30歳台の女性)。
●日本語(和語)は短期記憶の言葉。名詞、抽象名詞は記憶しない
「パソコンゲーム」で「記憶力」が正しく発達することはない。 画面を見る「目」は一見して視覚の感覚の知覚で見ていると誰もが思っている。 だが、文字、画像、文を画面に見るとき、人間の目は「副交感神経」(聴覚)が「見る」。 副交感神経は、脳の言語野ではX経路支配領域といい、「短期記憶」の領域だ。 「自分はこう思った」の「欲」とその実在性のウェルニッケの触覚は記憶しても、仕事、社会、人間関係をつくる言葉(おもに名詞、抽象名詞、形容詞)は「長期記憶」の表象だから、憶えることはできない。 「レストランのゲーム」でいうと、そこに「複数のオーダー」があって、これに「注意する」とか「計画を立てる」というのは、目の視覚のゲシュタルト形態の「型」(聴覚の説明性)のことだ。
●ワープロソフトの文字はデジタル化されている「記号」である。画面を見るのは「副交感神経」で見る。「自分の妄想を見ている」
「ワープロソフト」の「文字」「活字体」は、見る人間の聴覚しか働いていない。ゲシュタルト形態(交感神経)はひとつも、かけらも働いていない。 ゲームで「注意力が育つ」、パソコンの画面で「計画性の思考や判断力が発達する」ということの証拠や根拠はどこにもない。 「パソコンゲーム」という条件を取り除くと、残るのは「ワープロソフト」と「画面を見ること」だ。 |
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