[4975-2] 谷川うさ子 2018/07/02(月)16:46 修正時間切れ
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●ネット依存、ゲーム依存とは、脳と身体の交感神経の働きを止めることである
脳と身体の両方から見た「依存症」とは何か?というと、それは自律神経の交感神経の働きを「止めること」、が定義である。 人間の脳で「交感神経」は、「空間性」(客観)(長期記憶)をつくり出している。 生成という。 言葉でいうと「名詞」「抽象名詞」「形容詞」を生成するのが交感神経なのである。
じゃあ、テクノロジーは自律神経の交感神経と副交感神経のうちどちらの働きをデジタルでプログラム化しているのか?テクノロジーは脳の「副交感神経」の働きをプログラム化している。 それが「ワープロソフト」であり、「聴覚のしくみ」のことだ。
●日本語(和語)は、もともと副交感神経の働きがつくる言葉である
「名詞」「抽象名詞」のことを考えるとき、「日本語(和語)はどうなのか?」(交感神経の働きがつくるのか?それとも、副交感神経の働きがつくるのか?)を考える必要がある。 大野晋の『日本語の文法を考える』(岩波新書)『古典文法質問箱』(角川ソフィア文庫)を見ると、「已然、未然」「品詞の転成」などの説明が目につく。 日本語(和語)は「動詞文」だ。 「名詞文」「抽象名詞文」ではない。 副交感神経(時間性、短期記憶、主観、固定して止まる。交感神経に戻ることはない……不可逆的)による言葉なのだ。 だから、現実(リアル)に対してどんな異常でもつくり出す。 テクノロジーは、この日本語(和語)のつくるうつ病、精神分裂病、強迫観念、強迫神経症を「ワープロソフト」の「記号化」(画面)(通信)で正当化する。 擬(ぎ)の共同性の中で、「擬の社会性がある」と公認する。 それが「ネット依存」「ゲーム依存」(引きこもり型)である。 テクノロジーの核心は「ワープロソフト」である。 パソコン、デバイス端末、スマホの「画面」は、極彩色、電気ピカピカの中に「文字」「画像」を表示する。この触媒が、日本人の動詞文のつくる病理を増幅させている。対策は、交感神経を働かせることだ。 |
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