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ポルソナーレのカウンセリング・ ゼミの第20期の半年は、 テクノロジー(ワープロ ソフト)のつくる日本人の 病気のしくみの解明に 焦点を当てた。 はっきりと分かった ことは、「ワープロソフトは、 言葉を記号化 する」ということだ。 日本語(動詞文)も、 記号性の言葉で あることはすでに 大野晋や山下秀雄の 説明から、実証ずみである。 ワープロソフトで日本語 (動詞の言葉)を入力 するということは、「身体の 記号化」と同義で ある。「記号性の言葉の 記号化の完成」と いうことだ。 「記号化の完成」とは、 言葉をデタラメに 解釈してしゃべること だけが「日本人にとっての 日本語」ということに なる。分裂病をしゃべる。 しゃべるという ことは、これも 「身体の記号化」のこと だから、反社会精神 病質(サイコパス)へ 進む、ということだ。
●日本人の病気は、日本語(動詞文)が記号性の言葉であることに原因がある
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミの今年のゼミは、第20期目に当ります。 現ゼミ生の皆様の厚い御支持をいただいて、この20年間は時代の先端を全力で疾走してきました。 今年は、とりわけテクノロジーの日本人の脳の働き方に及ぼす影響を考察してきました。 この7月になってテクノロジー(おもにワープロソフト)の日本人の脳の働き方に及ぼす具体的な内容の全容をほぼ解明することができています。
日本人ではなく、欧米人の多くは、テクノロジーを人間にとって、あるいは、人間の社会にとっていいことだという立場から開発をおしすすめています。 日本人にとってのテクノロジーは、いいも悪いもなく、ただ、新しい職人技能の一つとしてしか認識されていません。ただひたすら、追随して従属するだけの対象がテクノロジーです。 日本人は、テクノロジーにたいして、全くの無能力であるということです。
●テクノロジーの本質は「記号化」の完成にある
テクノロジーの本質は、人間の表象する意識(言葉以前の自己意識)を「記号化すること」にあります。 こういう言い方をしても全くピンとこないばかりか、思考が正常に働かないのが日本人の使う日本語(動詞文)の本質です。 日本語は、「動詞文」です。動詞だけの言葉です。名詞も形容詞も、動詞を加工して、記号的に表象する、すなわち転成してつくった記号性の言葉です。「記号性」の言葉とはこういうことです。 |