[5007-2] 谷川うさ子 2018/08/09(木)17:04 修正時間切れ
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恋人の男性が言っていた言葉の一言、一言と声が、頭の中に思い浮んでくるので、その人に好かれよう、好かれようとは思うのですが、自分は見放されているにちがいないと思い、暗い気持ちで目の前のことが何も目に入らなくなっています。
●「母系制」とは、「手足が動いて歩ければいい」とする言葉の能力のこと
■日本人は「母系制」の中で生きてきています。 「母系制」とは、相談の事例の女性のように、家の外の社会の中で「行動はできる」ことのための、母親が女児に「話をすること」が目的になっています。 これを、「愛着」の「同期」といいます。 「同期」とは、「行動できる」だけのことが日本人女性の「愛着」です。だから、相談の事例の女性は、学校に行く、一人で生活をする、恋人の男性に会いに行く、という「行動」はできています。
しかし「母系制」の中の女性は、相談の事例の女性が困っているように、「人としゃべる」「人の話を聞く」「人との人間関係を安定して継続させる」ということができません。 これを「同調」が不安定といいます。 「母系制」とは、「同調」という日本語の動詞文の言葉を、自分の行動のためにむすびつけることができないことをいいます。 「行動はできている」けれども、しかし、「自分の行動を社会とか、人間関係の中で正しく現わせるための言葉は無い」のが「母系制」です。
●「同調」とは、分裂病の言葉を母が娘にしゃべること
事例の女性の「母親」は、「子どもの顔を見て話さない」「自分のグチとか誰かについての怒りとか敵意に満ちた言葉」を女児にしゃべったのです。 「愛着」をつくる「同調」とは「動詞文をしゃべること」です。その「しゃべった言葉」が母親の自分自身の行動を不安定にさせるためだけの言葉であった場合、子どもの女児は、自分の脳の「右脳系の海馬」に「子ども自身の行動を否定する動詞の言葉」としてエピソード記憶されるのです。 このような子どものころの「母系制」の記憶を「海馬」に記憶している女性は他者の(友人の、あるいは恋人の)その人が行動にむすびつけている言い表し方を学習することができません。 自分の行動は、いかに変か、どのようにおかしいか?をしゃべっても、行動そのものは止まるし、他者の行動を病的に歪んで「解釈する」のです。 これが、多くの日本人の女性の誰もが「右脳系海馬」の中にエピソード記憶として記憶している「解釈=分裂病」の生成のしくみです。 対策は、行動のための言葉ではなくて、行動の目的の言葉を辞書に書いてある意味のとおりに学習することを始めることです。 |
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