[5019-2] 谷川うさ子 2018/08/29(水)16:30 修正時間切れ
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多くの日本人は、吉本隆明の『共同幻想論』を目にしたことがあるはずです。 しかし、「黙契」も「禁制」も、目には入っても、その意味する、説明のイメージは全く思い浮びません。これが日本人の病気、すなわち「黙契」ということの病気の実相です。
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、このことを説明するために、脳の働き方を考察し、解明してきました。 人間、および、日本人の脳の働き方(言葉の生成のしくみ)から日本語(動詞文)の働き方を解析すると、日本人は、母系制によって、動詞文のつくる動詞の言葉しかしゃべらない脳の働き方が明らかになります。
●日本人が、けっして病気を治したがらない理由
一体なぜ、日本人は心身の病気が一生、治らないのか?一体、なぜ、日本人は、病気を治すことにかくもすさまじく拒否や抵抗をあらわにして、今、毎日の中の病気にマヒし、あるいは喜び、あるいは病的に安心して嬉しがっているのか? こういうことが明らかになります。それが母系制です。
吉本隆明は、『母型論』(思潮社)(贈与論)で「母系」について説明しています。この本も多くの日本人が読んだでしょう。 しかし、誰一人として正確に理解できていません。 理解できない理由は、日本人である自分の脳(言葉の生成のしくみ)が「見えない」「読めない」「憶えられない」というように、働いているからです。
●母系制とは、病気の言葉で行動し、人にしゃべること
母系制とは、母親が女の子に動詞の言葉を話せ、と教えることです。ボールビーのいう「愛着」です。「話せ」とするのが「同調」です。 まがりなりにも正当な動詞のしゃべり方を教えればいいのですが、多くの日本の女性は「自分の病気のことをしゃべる」か「娘のしゃべることを不問にするか」のどちらかで、「不安定な同調」を右脳系の海馬に記憶させます。娘(女性)はこれをエピソード記憶の想起として、この母親から学んだ「自分を否定する動詞のしゃべり方」を扁桃核で保存します。
カウンセリングなどで強力に社会教育を行っても、母親との病気の同期の行動の仕方を成人しても学びつづけている女性は、社会教育にたいしてあからさまな歯をムキ出しにした敵意まる出しの言動はあらわさないにしても、しかし、必ずこの、拒絶の「不安定な同調と同期」(不安定な愛着)を一度ならず、なんどもなんどもあらわすようになるのです。
母系制の中の男性は、必ず、分裂病の言葉をつくり出して、これを「女性」にしゃべります。次に、社会の中でしゃべります。 性の欲のGnRHの行動のために、分裂病をしゃべり、仕事や社会や組織を破壊するのが、ごくふつうの日本人の男性の脳の働かせ方です。
●ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ
こういう説明は多くの人の意に添わないでしょう。 しかし、吉本隆明の思想の真実は、こういうことを明るみに出せ!ということでもあるので、本当の心身の健康のためにお伝えします。 |
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