[5022-2] 谷川うさ子 2018/08/31(金)15:56 修正時間切れ
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●日本の女性は、「S、V、O、C」の「O」「C」を話す言葉の能力が無い
こういう日本の女性の行動の仕方を黙契(もっけい)といいます。 母親から、手足の動かし方とか、指の動かし方とかのための行動の仕方だけを教わりました。それが動詞文の動詞です。
日本語(動詞文)には、「S、V、O、C」の「O」「C」(名詞、形容詞)の言葉はありません。 だから、母親が娘にしゃべる言葉は、どんな言葉も、行動だけの言葉です。
●母親が自分の行動を否定して話すと、娘は行動の能力がなくなる
事例の女性はなぜ、「私は実行できない」と言っているのか?というと、母親が、娘の女児に、「お母さんは疲れているから今日は、食事の仕度はしない」「お母さんは、体調が悪いから後片付けはしない」「今日は、これこれこういう嫌なことがあったから、入浴しないで、寝る」などと、自分の行動の否定を話したからです。 これが、事例の女性の右脳系の海馬にエピソード記憶として記憶されています。 もともと、黙契の行動は、くりかえしの反復のことです。くりかえすと、「右脳の虚像」のX経路のゾーンに、クローズアップのイメージが思い浮びます。このクローズアップの行動のイメージは、擬の行動の対象でもあります。 このクローズアップという擬の対象が禁制です。 事例の女性は、「調子がいいときは行動する」「しかし、疲れているとき、体調がおもわしくないときは行動しない」という「禁制」(これが分裂病です)の作為の言葉を母親から学びました。 だから、アルバイトで疲れると、学校に行くことも含めて、何もかも行動を止めるようになったのです。 |
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