[5026-2] 谷川うさ子 2018/09/03(月)17:04 修正時間切れ
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●日本の女性のワープロ、スマホ以前と今の違い
■ここでご紹介している相談の事例は、今の時代のパソコンとかスマホ、デバイス端末が普及する前の時代に書かれた手紙を再構成したものです。 平成がもう間もなく終わろうとしている現在の日本の女性は、中学生や高校生はもちろん、成人した女性も、こんなふうに自分の経験を手で書いて、文章にあらわせる人は皆無です。 誰もが、手で何度も文章を書けなくなっています。印刷された文章を読むこともできなくなっています。 パソコンやスマホの画面に表示されている文や文章をただ眺めるだけになっています。 これが現代日本人の女性の「黙契」(もっけい)です。 「黙契」(もっけい)とは、手、指、足、耳、口(しゃべること)の動き(行動)をあらわすことをいいます。 黙契(もっけい)は、脳の言語野の副交感神経支配の領域にクローズアップ(大写し)のイメージをつくり出すことです。 「自分はこう思った」の言い方で言いあらわされる主観(解釈したデタラメの言葉)がクローズアップです。 この主観(すぐに消えてしまって何の記憶も残さない言葉)が「禁制」(きんせい。擬の共同性の言葉)です。
●日本の女性は「行動」すればそれだけでいい、「言葉なんかどうでもいい」と考えている
もともと日本の女性は、何を分裂病の病気としてきたのか?その分裂病は、どんなふうにつくり出されているのか?をよく説明するのが、ご紹介している相談の事例です。 ポルソナーレのカウンセリングは、人間の脳の働き方(言葉の生成のしくみ)を徹底して解明していることにもとづいています。 すると、ポルソナーレだけに分かることは、相談の女子高校生は「学校に行く」「人間関係をつくる」などの「行動」は成り立っていることです。 しかし、人と話したり人の話を聞く、人のことを正しく理解するといった「言葉の能力」は何も無いことが分かります。人とぶつかりケンカする、気に入らない人とは全くしゃべらない、しゃべる相手からは嫌われて脅かされる、といったふうです。
日本人は、日本語(ヤマトコトバ)の動詞文の動詞の言葉しか憶えていないので、「行動だけをつくる」という脳の働き方をおこなっています。 行動にともなって言い表す言葉は「行動の反復、くりかえし」が思い浮べさせるクローズアップ(大写し)を解釈した分裂病の言葉だけです。 相談の事例の女子高校生は、「禁制」(きんせい)という分裂病の言葉をいつもしゃべっています。「人見知り」というのはごく普通に、社会的にまっとうな言葉を話す必要のある人間は「拒絶する」という意味です。 視床下部にある「海馬・かいば」の記憶が母親から学んだ禁制の言葉です。このデタラメの分裂病の言葉以外、絶対にしゃべらないと守り、保護するのが「扁桃核」です。 敵、味方、好き、嫌いの価値を決める働きをしています。
●パソコン、スマホの画面を見ている女性は、正常な思考ができないことを喜んでいる
テクノロジーの最大の技術のワープロソフトは、ご紹介している相談の手紙を手で書くという「黙契」をプログラム化しています。 だから、相談している女子高校生のように「人見知りで悩んでいます」といった思考上の葛藤は消えてなくなっています。 残っているのは「禁制」というデタラメの解釈をしゃべる分裂病です。SNSやネットといった中で表示されている偽(ぎ)の共同の言葉だけしか思い浮べられなくなっています。
相談の事例の女性は、スピリチュアルな現実離れした妄想の言葉で日々を思考しています。 「母親」がマンガや空想話、いつも離人症の状態にあって現実逃避のための「動詞の言葉」をしゃべったのでこれを「禁制」として憶えているからです。 これは、今、「スマホ見ながら歩き」とか「ネット依存」「ゲーム依存」というバーチャル(禁制)として広く流通しています。 |
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