[5045-2] 谷川うさ子 2018/10/03(水)15:04 修正時間切れ
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日本人が毎日、しゃべったり読んだり、書いたりしている日本語は、左脳、右脳ともに、ブローカー言語野は、副交感神経支配の言葉です。それが日本語は「動詞文」ということの本質です。 脳の中でも、交感神経は、やはり「血液を送り届ける」(エネルギーの供給システム)の働きをしています。 もちろん、日本語(動詞文)を支配する副交感神経の領域にも、この副交感神経のつくる日本語(ヤマトコトバ)のために、スモールY経路という交感神経は働いています。 しかし、名詞や抽象名詞(空間性の意識)を生成する左右の脳の交感神経の言語領域は、「動詞文」(副交感神経が優位に働く)のために、交感神経は全く働かないというアンバランスで、片寄った脳の働き方をおこなっているのが、多くの日本人です。 ●痴呆の「初期、中期」にテクノロジーは「末期」をつくる
このことは、日本人の脳の言語野の「ブローカー言語野」のY経路(交感神経支配)の領域は、使われていないことを原因と理由にした廃用萎縮(脳細胞の死滅)が起こっていることの証明になるのです。 どんなふうに脳細胞は死滅しているのか?というと、宮里好一(沖縄リハビリテーション病院長、当時)が分類した「痴呆の初期、中期」をつくる「廃用萎縮」です。 目(耳も)でいうと、「知覚の認知」(吉本隆明による)の脳細胞が死滅します。 ものごとを見るのは「感覚の知覚」の脳細胞です。この感覚の知覚の脳細胞が死滅するのは「痴呆症の末期」です。ここでは「見た。しかしそれは無い」という失見当識の痴呆症が起こります。 目、耳の「知覚の認知」をつくる脳細胞は、「見た。聞いた。しかし、中味はどうでもいい」とする脳細胞の死滅が起こっているのです。 ゲーム依存、ネット依存(テクノロジー以前は、ニート、引きこもり、不登校が知覚の認知の部位の脳細胞を死滅させていた)が、「痴呆症の初期と中期の痴呆症状」を速成しています。 これは、かくべつアルツハイマー病にならなくても、脳血管性の痴呆にならなくても、失見当識が起こるということを意味しています。「アルツハイマー病、脳血管性の痴呆」と同じ脳細胞の死滅が起こっています。 ポルソナーレの現ゼミ生以外の人の脳細胞はスマホ、パソコン、ワープロソフトで不可逆的な状態かもしれませんが、現ゼミ生の皆様には、「改訂版アクションシステム」で空間性の領域に血流を送る対策をレクチュアしています。 |
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