[5060-2] 谷川うさ子 2018/11/04(日)17:28 修正時間切れ
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●『古事記』にみる女性の脳の働き方による「国づくり」の失敗
この『古事記』の本質は、『古事記』が「漢字・漢語」で書かれていることにある。 ヤマトコトバ(和語)はひらがなもしくは話し言葉だ。 漢字・漢語(名詞、抽象名詞=空間性の意識と言葉)が「日本の国」をつくった。『古事記』は、神話や天皇の系譜という内容ではなく、日本語(ヤマトコトバ、ひらがなの話し言葉)をつくる脳の働き方(時間性の言葉)の中に、「漢字・漢語」の名詞、抽象名詞(空間性の意識)が大陸から入ってきて、これが今の「日本の国の原型」をつくったことに核心がある。 弥生時代から奈良時代にかけての日本の男性は、「もの」「こと」という空間性の言葉を用いて日本の国を支配する「漢字・漢語」の言葉の学習にとりくんだ。 それが、今の日本の「漢字・漢語の音読みもしくは訓読み」である。
●日本人の認知症(痴呆症)の原型は「内扱い」である
一方、日本の女性は、とりわけ平安朝のころの女性のもの書き(『源氏物語』など)にみるように、「もの」「こと」の言葉をデタラメに解釈して「禁制」の言葉をつくりつづけてきた。 多くの日本の女性は「もの」「こと」の言葉を無視した。 「もの」「こと」は存在しないとしたり、話す読む中では、デタラメに解釈する。 そして解体するということをおこなってきた。 それが「外扱い」「内扱い」(敬語体系)である。 女性のになう母系制の動詞文の「内扱い」とは「御前」(おんまえ)を「お前」と言いあらわす。 「貴様」を「キサマ」と解体言葉に用いるなどのことだ。 これが日本人の認知症(痴呆症)の中核症状と周辺症状の起源である。
だから、日本人が認知症(痴呆症)を治す、予防するには、「もの」「こと」の言葉を用いることで日本人のあるべき脳の働き方に変えられるのである。 |
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