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認知症(痴呆症)とは、 カンタンにいうと 「名詞の言葉を 憶えないこと」です。 たとえば「薬」 「医師」「病院」 「資格」は 対象言語から みると「名詞」 「抽象名詞」でも いいのですが、メタ言語から みると「記号」 (呼称=名前)です。 多くの日本人は 「記号=呼称=名前」を 「名詞」と思い込んで いるので、だから、誰もが 病気を悪化させています。
●ごあいさつと心からの御礼
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ(カウンセラー養成ゼミ、ゼミ・イメージ切り替え法)は、第20期(平成31年1月まで)で、講義形式のレクチュアを終了しました。 平成31年2月度からは、「自己カウンセリング研究会方式=自己カウンセリング」の体制に変わっています。 あらためて、長い間、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミを御支持いただき、支えていただいた皆様には心からの御礼を申し上げます。 どうもありがとうございました。 日本人の脳の働き方は、根本的なところで、何かが非常におかしいということをつよく意識するようになったのは、この4,5年くらいのことです。 人間の脳の働き方は、MRIやレントゲンで撮影しても何も分かりません。 「メタ言語」といって、哲学の説明する人間の言葉のもともとのしくみを分かる人間の脳の働き方をつくる人間的意識(メタ言語)を観察したり、解析した結果、初めて人間の脳の働き方がよく理解できます。 日本人のあらわす病気は、これまでの精神病理学が説明している言葉でいうと精神分裂病やうつ病、心身症、強迫観念、強迫神経症、などです。 認知症(痴呆症)も脳の働き方がつくる病気です。 社会教育の観点からみると、これらの精神病理の人は、たとえば「交通信号のルール」を知らないか、「赤は止まれ」「青は進め」と、抽象名詞の言葉を丸暗記しているために、行動はできても、他者に説明することはできないことが分かります。 他者に正しく伝わるように説明できないということは、他者の説明する社会的なルールや決まりごとの話と言葉をちゃんと聞き取れません。 「よく分かった」と決まりの言葉(抽象名詞)を理解できません。 「よく理解されないのは、説明する側の問題だ」とポルソナーレのカウンセリング・ゼミは考えました。 それが、人間の脳の働き方(言葉の生成のしくみ=メタ言語)の解明の目的でした。 |