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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・第43号) (平成31年3月15日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
ポルソナーレ・谷川うさ子版『日本語練習帳』の第4回目をお届けします。
遠山啓の「水道方式」(推移律)の説明をご紹介しています。テクストは『数学入門』(上下巻)、『幼児の算数・数に強い子をつくる』です。
「一対一対応」ということをご説明しています。事例は、「リンゴ5個」、「ミカン5個」を二列に並べて、「リンゴ一つ」と「ミカン一つ」をむすびつける、これが「1つという集まり」、「一つと一つをむすびつけることを一対一対応」という「二者関係ともいう」、ことを説明しました。
これを見て「簡単だろ」と思う人は多いでしょう。しかし、日本人には、この「一対一対応」という思考が非常に難しいのです。「1」「2」「3」という数(かず)が難しいのではなくて、「1つのリンゴ」に対して「1つのミカン」という視覚のイメージ(シェーマ、Schema)をイメージすることが、障害されています。「聴覚障害」といいます。
フォーム(form)の「もの」「こと」の「名詞化」では、ゲシュタルト形態の「同一性」(名詞の説明)が求められます。遠山啓の水道方式(推移律)では、この「同一性」は、「リンゴが1つ」「ミカンが1つ」の「1」(2,3,4,5の数も)の「数」(かず)が「同一性」です。 ここでは、「リンゴの1」「ミカンの1」というように「1」を視覚のイメージとして思い浮かべられると、「聴覚障害」が解消します。 |