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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・第44号) (平成31年3月16日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
自己カウンセリング研究会の「自己カウンセリングの実践の仕方」についてのコーチング、『ポルソナーレ版・谷川うさ子日本語練習帳』の第5回目をお届けします。
平成31年の2月、3月と「自己カウンセリング研究会」をおこなって、初めのハードルは、「もの」「こと」をゲシュタルト形態の「同一性」「共通性」「類似性」と合致させることであることが分かりました。
◎「同一性」「共通性」「類似性」を正しく分かるには初めに「同一性」とは何か?を分かることが大切です。 この「分かる」とは「視覚のイメージ」が思い浮かぶか?どうか?ということです。思い浮かべば「分かった」ということになります。このように理解しましょう。
「視覚のイメージ」のつくり方を遠山啓は、ピアジェの幼児の心理の例をあげて説明しています。次のとおりです。
◎おはじきA、おはじきBの対応困難の例。
◎Aのおはじき8個を一列に並べる。 ◎Bのおはじき9個を一列に並べる。
●「AとBは、Aが長くなり、Bが短くなるように並べる」。「どっちが多い?」と尋ねると、子どもは、「Aが多い」と答える。
●Aの8個とBの9個のおはじきの並べ方を、同じ長さとなるように並べると、子どもは、「数は同じだ」と答えるケースが多いと、ピアジェは報告する。
●これは「Aの8個」と「Bの9個」のおはじきを「一対一対応」でむすびつけることで、「同じではない」という視覚のイメージを思い浮かべることができる。
◎ここでは「同じ」ということが「同一性」です。「一対一対応」の結果「Aは、Bに対して少ない」もしくは「Bは、Aに対して多い」という違いが「共通性」です。AとBは「8個」は同じ「同一性」、多い、少ないの違いはあるが、「おはじき」は共通しているということが「共通性」です。
◎ここで、「類似性」とはどういうことか?と考えるとすると、「A、Bのおはじき」の大きさとは形の異なる、もうひとつのおはじきを用意すると、「色は同じだが、形が違う。おはじきということは類似している」という視覚のイメージになります。 |