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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・第69号) (平成31年4月10日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラーカウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
⚫ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」の実行の仕方についての「コーチング」の観点からのカウンセリング一般をお話しています。
一般とは、個別のものの考え方に即してはいないという意味です。個別とは、ひとりひとりのものの考え方のことです。「特殊」といいます。
「特殊」とは、プライバシーとかその人の生育歴のなかの「母親との関係」の事情を学習してその人の思考に仕方、性格になって形成されていることをいいます。
⚫こういう誰でも読む公の文章では、個別のことははなせないので、一般的な、論理的な説明になります。
⚫母親との関係とは、吉本隆明の「母型論」の説明では「母系制」のことです。ポルソナーレのカウンセリング・ゼミでゼミ生の皆様とご一緒に考えて明らかにしたのは「母系制」とは「日本語の動詞文」の「動詞の言葉の使い方」を母親が娘・女児に教えることのことです。
もちろん、男児・息子・男の子も、母親から話し言葉を学ぶので、とくに「行動のための言葉」を母親の話し言葉から学んでいます。
⚫「母系制」の「同一性」、すなわち「誰にも同じようにあらわれる特質」の「同じもの」は「名詞の言葉」を「記憶できない」ということです。「名詞の言葉」を憶えられない、耳で聞いてもすぐに忘れる、右から左へと聞き流すだけ、ということが「同じ」・同一である・のです。
⚫すると「自己カウンセリング」の実行とは「フォーム」の形式にしたがって「自分の経験」を主題に書くことから始めますが、そもそもこの「主題」という言葉から名詞なので、「主題とはなんのことか」とよくわからないという考えが頭に浮かびます。
⚫この「主題」ということの意味をよく理解できている「研究会」でのご提示の例は「失名詞症」です。この「失名詞症」は「身近なかたの実際の現実の症状」であるからです。自分にとって切実な問題、理解しなければならない課題、というテーマです。このように自分にとって迫って来ている問題という意味をもつのが「主題」です。
必ずしも、解決しなけれならない問題、ということでなければならないということでもないのですが、「主題」とはこういう意味であるということをしみじみと理解する必要があるとわかりましょう。
⚫「主題」の意味をこういうものであると分かるということは、自分にとって、自分の目の前にある問題を「失名詞症」のテーマをご提示いただいた方のように、「なんとかこの問題をよく理解しなければならい」という問題意識を自覚できるというこであります。
「主題」ということの意味を「よくわかりません」と曖昧にしたままであるということは、自分の「家族のなかに精神異常の人がいる、にもかかわらず「この人はごくごく普通のひとだ」という理解になります。それはそれでその異常の人にとっては安心の関係ではあるのですが、しかし「その病理は、もともと日本語の動詞文を材料にした母系制から生み出されたものであるの」で、その異常の人はじわじわと病理の症状を悪化させていきます。
「この人は普通の人だ、そりゃあいくらかは変なところはあるけれどね、でも、世の中にはもっとひどく変な人もいるよね。この人はそういう意味では純粋な性格なだけよ」こんなふうに人に説明しているでしょう。
「主題」の意味がまるでよくわからないということはこの例にみるように、「自分もその異常と同じ色に染まる」ということです。感染ともいいます。一緒に異常の坂道を転がり落ちていきます。母系制は、こういう異常の道を一緒に死んでいく心中まがいの滅びを美学にしてきています。
⚫こういうことに疑問をもてば、フォームのとおりの構成の形式にしたがって「名詞文を書く」ということの大切さがしみじみとよく心にしみとおおるというものであるでしょう。 |