[5147-2] 谷川うさ子 2019/04/19(金)19:53 修正済み
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●「凝固」(自分が見たり、関わったり実感した失名詞症の人物、ということだ)…「目は開けていても、ほとんど何も見ていない」「話しかけてもどこか遠くを見ていて、顔はもちろん、目を見ることもしない」「名詞の言葉を言えないから、身近な人間との日々の生活の中の関係もなくなり、同居する人に多大な負担を与えている」。
《これまでの失名詞症の名詞をもとにして、自分の経験の中での事情を、事実にもとづいて整理する》…「5W1H」で記述するということだ。
●「5W1H」…「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」のこと。
《注》ジョン・ロックの「第一の性質」の「静止」と「凝固」が『こと』になる。「失名詞症とは、ボーッとしていて何も見えない、何も聞いていない『こと』」。「失名詞症とは、家族の話すことも、顔も不明となる『こと』。動物のように食べ物を与えられてこれを食べるというだけの関係になること」。
●「5W1H」で名詞を事実、事実関係として言い表す。
●「いつ」…脳の血管性のトラブルが起きた10年前の○月○日より始まった。 ●「どこで」…自宅で脳障害が起こり、一年の入院生活ののち、自宅で失名詞状態がつづいている。 ●「誰が」…自分にとっては遠い親戚の高齢の男性である。 ●「何を」…直接の原因は、右脳のブローカー言語野・空間性の領域の血管が破れて、周辺の脳細胞が死滅したことに由来する「失名詞症」だ。知覚としては見えているが、「認知」「認識」として「見る」という言語能力が破綻している。 ●「どのように」…いわば「要介護・要介助の状態にある」ので、入浴、起床の世話のために定期的に関わっている。「失名詞症」のために幻聴、幻覚がひどく、回復とか改善の見込みがあれば、双方にとって未来があるという希望を求めている。
●帰納(レポート)のモデル もともと排他的な性格の男性だったが脳梗塞によって「失名詞症」が全てという生活状況になった。入浴を主に介助をつづけている。同居人の女性の感謝とこの女性への義理がなければ、「失名詞症」のつくる異常言動でのストレスで施設にまかせたいところである。
●「演繹」(論文)のモデル もともと「失名詞症」は、事故による脳のトラブルとして発見されたものだ。だがポルソナーレの脳の働き方を学習すると、必ずしも先に脳の細胞の死滅があって起こるものではないことに気づく。日本人の使う動詞文もまた、「失名詞症」をつくり出していると理解されるものだ。
◎以上のとおりに「失名詞症」を例にとってのフォーム(form)に書くための「ノート」のとり方をお教えします。 これはあくまでも「メモ」の段階です。 これを元にしてフォーム(form)には整理して簡潔に書く、というようにお取り組みになってください。またこのようなとりくみが「自己カウンセリング」というものです。
「読むだけ」「聞くだけ」「丸暗記するだけ」では、自分に迫る現実問題から呑み込まれるだけであることがよくお分りいただけることでしょう。 「自己カウンセリング研究会」の教育システムの主旨からは外れていますが、「コーチング+コンサルタント」の必要のある人が明らかになりましたので、テクノロジーによって無思考性で手遅れにならないうちに、とアドバイスをお伝えいたします。 |
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