谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

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[5153] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」は、フォームの構成形式にもとづいて「自己カウンセリング(指示性のカウンセリングを自分の力で行う)」を実践していただくというポルソナーレの通信講座です。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2019/04/24(水)09:53
[5153-1] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」は、フォームの構成形式にもとづいて「自己カウンセリング(指示性のカウンセリングを自分の力で行う)」を実践していただくというポルソナーレの通信講座です。 谷川うさ子 2019/04/24(水)09:53
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ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター

ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!

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谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・84号)
(平成31年4月24日)
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こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

◎「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」は、フォームの構成形式にもとづいて「自己カウンセリング(指示性のカウンセリングを自分の力で行う)」を実践していただくというポルソナーレの通信講座です。

◎これまでの「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」とおなじ日程で「研究会」(カンファレンス・研修会)を実施しています。つぎの日程は「4月27日」(土曜日)、「4月30日」(火曜日)です。場所は、前回と同じ「恵比寿、会議室」です。(30日の火曜日は、ホテル・エクセレントのロビー喫茶、マーブルです)。

◎本日も、「自己カウンセリング」のフォームを用いてのとりくみかたのモデルをご説明します。

◎事例をあげてのご紹介です。

◎事例は、「研究会」でご提示いただいた「Ⅰ・主題」の「大根」です。

◎以下は、フォームに記入する前の段階のメモないしはノートのとりかたの例です。

白い紙に書いてお送りいただくとどういうふうに脳の働き方が、名詞文を記憶できる言語野に変わったのかが診断できます。

◎事例・「大根というもの」「大根ということ」と書く。

この「もの」「こと」のうち、「もの」が名詞の「実在性」を説明するので「大根というもの」の名詞の実在性をノートで説明しましょう。

「大根ということ」の「こと」は経験のうえでの名詞の言葉です。だから「ジョン・ロック」の「第一の性質」の「静止」と「凝固」で「「こと」を「自分の経験」として説明しましょう。

◎事例・「大根というもの」の実在性は「ゲシュタルト形態原理」の視覚の「知覚」の内容として説明しましょう。

「ゲシュタルト形態」の内容は「同一性」「共通性」「類似性」の3つです。

このうち「同一性」が「大根」の本質を言い表すと理解なさってください。この「同一性」にたいして「共通性」と「類似性」という言葉が生まれていると理解してください。

●「同一性」という言葉は、「同じ」という意味です。遠山啓の「水道方式」のなかでくわしく教えられています。「一対一対応」ということです。ここから「推移律」という思考の仕方が教えられています。くわしくは「幼児の算数」を参照してください。

「同一性」とは「一対一対応」のことであるという理解を忘れないようにすることが肝心です。

●「同一性」・・・「大根は根菜である(アブラナ科である)」「色は白い・根は太い・根は長い」「水分がおおく、消化酵素などの栄養分を含む・食用である」

●「共通性」・・・(「同一性」の内容を内包している大根のことです)「畑で栽培されているたくさんの大根」「八百屋などで販売されている売り物の大根」「家庭で食材として調理のためにある大根」など。

●「類似性」・・・(見た目はたしかに大根ではあるが、しかし、食用として入手されてはいない大根のことです)「漬物など、加工して商品として存在している大根」「農業の生産物としての大根。工場などで生産される製品とおなじ意味をもつ大根」(農作物でも先物商品になり、マネーに記号化されているという意味)。

◎これらの「大根」の一般化された名詞は、さらに「自分の経験の対象の名詞」として具体化する必要があります。なぜかというと、日本人はどういう名詞でも「記号化して動詞の言葉にたちまち変化させる」ことをおこなうからです。そのいい例が「市場」(しじょう)を「いちば」と読み換えて「訓読み」にしていることです。


◎「名詞」の具体化の仕方は、「ジョン・ロック」の「第一の性質」で言い表すことです。

[5153-2] 谷川うさ子 2019/04/24(水)09:53
   ◎ジョン・ロックの「第一の性質」とは「形状」「延長」「運動」「静止」「凝固」の5つです。

●「形状」・・・「食材としてもちいられる根の部分の色は白い・太い・長い」「根を切断しても色は白い。水分が多い」「根は折れやすく、切りやすい。腐敗しやすく乾燥して原型をなくしやすい」

●「延長」・・・「畑で生産されている大根」「店で販売されている大根」「「漬物として加工された商品の大根」など。

●「運動」・・・(運動とは、動きの意味ではなく「意味」とか「価値」の意味のことです)「食材として一般的な根菜である」「消化酵素のアミラーゼ・プロテアーゼ・リバーぜを栄養化として含む」。

●「静止」・・・「賄いのために購入された大根、大人数のためにいちどに10本くらい洗われて煮物のためにこまかくカットされている大根」

●「凝固」・・・「水分が多いために調理には重い野菜ではあるが、季節の野菜のひとつであるときは価格が安く、高齢者には栄養価が高いというのが大根である」

◎ここで「大根ということ」の名詞文がつくられる。

◎例・「大根を食材として入手するということ」「大根を高齢者の賄いに提供するということ」などです。


◎これまでの説明の「名詞の一般化」、名詞の「実在性」の認識を踏まえて、つぎに、自分自身の経験の「大根」を現実のなかの事実関係」を説明する対象としてメモに書き表します。
◎それは「5W1H」の規則のとおりに説明することです。

◎「5W1H」・・・「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「なぜ」「どのように」

●「いつ」・・・「最近の自分の職場の、高齢者のために賄いをおこなう日々のなかの時間」

●「どこで」・・・「自分の勤める職場で」

●「だれが」・・・「自分と職場の人間が」

●「なにを」・・・「賄いのために仕入れた大根、10本を」

●「なぜ」・・・「ショートスティに来る高齢の人々のための昼食の賄いのために調理することが目的」

●「どのように」・・・「大根を洗い、皮を剥き、メニューに従いカットして調理の手順に間に合うように下拵えをした」

◎このように「5W1H」のきまりにしがって自分にとっての大根という対象を述べると、すくなくとも「人間関係」に目がいくという幻聴とか幻覚の意識が思い浮かぶ余地は脳のなかにはなくなります。

自分の仕事とは「大根」という食材をサービス提供の高齢者に健康を考えて提供することだけであるという専門意識が明確になります。

◎こういう主旨を言葉できちんと言い現すというのが、次の「帰納」(レポート)ふうの自己カウンセリングです。


◎「帰納」の書き方の例。

●わたしは職場で高齢者に提供する賄いの調理の仕事にたずさわっている。仕事だからとどんな食材にも関心をもつことはなかった。作業の遅い、早い、衛生、後始末などに思考のすべてが向き、人間関係の不安が出てきていた。大根についてその栄養価を調べる機会あった。このときから食事を提供する高齢者の健康について考えるようになった。

◎さらに「演繹」(論文形式で自分の考えとか判断を述べる)。
これが、自分も含めて周りの人間の病理を解決するカウンセリングの到達点です。

◎「演繹」の説明の例。

●ポルソナーレの自己カウンセリング研究会で、主題の例に大根があげられていた。自分は仕事が賄いの調理なので、大根には関心がもてた。大根について詳しく調べてみると、成分とかそれまで知らなかったことが理解できた。

こういう観点から仕事のなかの食材のひとつひとつに関心を向けると、それまでの人間関係の不安なイメージがいくらか消えた。
名詞の言葉を正しくイメージできるということはこういう知性が身につくことであると少し理解できた。

◎こういうふうに「フォーム」の全体の構成を見通して、ひとつひとつの項目を辿り、脳の働き方をかえましょう。
またこれが日本人の心と精神の病を根本からの治し方です。認知症(痴呆症)も治ることがよく理解できるでしょう。

周りの人の痴呆とか病理も解消できるようになることもこのモデルからよく分かるでしょう。

参考にしても、毎日など、自分にはできそうもないというトカゲの脳の囁きには耳をかさず、元気にとりくみましょう。「痛み無くして得るものはなし」という格言を左右の銘にして得るものは大きいことを確信してください。


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[2024/11/26 04:26] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子