[5154-2] 谷川うさ子 2019/04/25(木)20:22 修正時間切れ
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◎フォーム(form)では、ここで「5W1H」のフィルターにかけましょうと指示しています。日本人は、動詞文しか使えないので、この「5W1H」で自分の中の「動詞文=幻聴・幻覚」を乗り越えるのです。いいかえると、一見して簡単そうにみえてこの「5W1H」による事実と事実関係の説明こそが、今の日本人にとって大きな思考上のハードルになっています。「5W1H」によって「名詞」を説明できれば、「ネット依存」がなくなり、「いじめ」「虐待」もなくなります。 なによりも、ハンナ・アーレントのいうモラルによる「共同性」(「ナザレのイエス」が例)を回復できます。
◎「5W1H」…・いつ(時間)、・どこで(場所)、・誰が(主体)、・何を(対象)、・なぜ(原因・理由・目的)、・どのように(方法・手段)
◎「5W1H」…・「いつ」(こと)・「どこで」(もの)・「誰が」(もの)・「何を」(もの)、・「なぜ」(こと)、・「どのように」(こと)
《注》この「5W1H」で事実、および事実関係を書くと「自分はこう思う」式の主観の言い方が後退することに気づくでしょう。この「5W1H」を壊す人が痴呆の「徘徊」をおこないます。
◎「5W1H」の書き方のモデルはこんなふうです。
・私は仕事の中では組織の役職に就いている。
・いつ…毎月の月始めの時期 ・どこで…会社の会議室 ・だれが…自分を含む10人の中間管理職 ・何を…部内の短期の仕事の日程がおもなテーマ ・なぜ…部員の一人当りの仕事の量が多く、その上残業規制があるために仕事の進行に遅れやミスが生じる、この防止と改善 ・どのように…「課」および「係」ごとに仕事の役割が割り当てられる。進行の日程と「残業はしない」などの規制の伝達がなされる。指示する人は「部」の責任者の部長である。
◎帰納(レポート)で説明しましょう ・毎月、月始めに定例の会議がおこなわれる。ここで中期、短期の仕事の内容の伝達がある。参加者は部内の中間管理職である。指示する人は部長である。参加者はこれを聞いて、自分のかんかつの一般職員に伝える。これが会議のあらましである。
◎演繹(論文)で、この会議の経験について自分の判断・見解について説明しましょう。
・平成31年4月中頃、平成天皇が国民へのお別れの挨拶のメッセージを述べておられた。「地方には共同体があり、国民の皆様は力を合わせて地域の発展のために助け合っていた」という主旨だ。人間社会は共同性がベースにあるということだ。会社は共同体ではあるが、もう一つ社会性の組織である。同じ目的に対して同じ行動をとる者の集合である。ここでは、一人一人の仕事の能力はすでに所与の前提になっている。会議は仕事の能力を中心にした投資の判断の場でもあるはずだが、「人事権」を付与されて仕事の進行の管理の場になっている。このことの是非はともかく、仕事の言葉の丸暗記と行動化が評価、考査の対象になっているために、状況が変化するたびに心身の不調者が増えていることは確からしく思われる。
◎このようなモデルにみる説明をノートなり、白い大きめの紙に書いて、ここから簡単に整理したものをフォーム(form)に書き入れて、ポルソナーレの管理会社にお送りください。メモ、ないし、ノートもコピーして同封なさってください。 |
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