谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[5157-2] 谷川うさ子 2019/04/29(月)20:34 修正時間切れ
◎「人参というもの」の名詞の「実在性」を説明するモデル

・「同一性」…「セリ科の根菜。白色の花をつける。根は長円錐形。赤色、黄色である」「ベータ・カロテンに富む」「根と若葉は食用。品種には東洋系とヨーロッパ系がある。日本には16世紀ごろ中国大陸から渡来してきた」

・「共通性」…「カロテンは卵黄などにも含まれるが、脂に溶けるために、動物性のカロテンは肝臓への影響を及ぼすことから、薬用に加工された人参」「カロテン、カリウム摂取目的のニンジンジュース」「緑黄色野菜の中でもベータ・カロテンが最も多く含まれていることから、油でいためて調理した人参、及び、薬理効果を目的にして加工されたチョウセンニンジン」

・「類似性」…「工場の製品と同じ目的で生産されている畑の人参」「店で販売されている商品としての人参」「ジュースに加工されたニンジン」

◎「同一性」を中心とした名詞一般(実在性)の名詞の「人参」は、これを自分の経験の対象としての「名詞」に移行させる必要があります。これは、会社によって「労働法」の運用の仕方が異なってもいい、とする、現実の中の「名詞」として捉える、ということです。この移行をおこなわないと、多くの日本人は、「日本語の動詞文」が「名詞の言葉」を「内扱い」と「外扱い」で曖昧にしたり、幻聴に変えるデタラメ解釈を習慣的におこなうからです。

・多くの場合、この「内扱い」と「外扱い」が日本人の認知症(痴呆症)をつくり出すブラックホールの入口になっています。

◎「Ⅰ・主題」の「人参ということ」を、「自分の経験の中の名詞文」に変える仕方…ジョン・ロックの「第一の性質」で言い表しましょう。

◎ジョン・ロックの「第一の性質」の内容

・「形状」「延長」「運動」「静止」「凝固」の5つです。
・この5つのうち「静止」と「凝固」が「こと」に当ります。いずれも「経験」を言ひ現すからです。

◎ジョン・ロックの「第一の性質」で、「人参というもの」を説明する例は、次のとおりです。参考になさってください。

・「形状」…「花は白。根は長円錐形。色は赤色、黄色」

・「延長」…「目的は薬理効果、植物性のカロテン摂取の調理、および加工したジュースの人参」「食用、ならびに薬用を目的にした商品としての人参」

・「運動」…「カロテンは動物性由来と植物性由来の二つだが、人参は、植物性由来の成分として特別であること」「カロテンは脂に溶けるので、油で調理した人参」(注・「運動」は「機能」と「意味」という意です)。

・「静止」…「カロテン摂取を目的にしてサラダ油で調理した人参ということ」

・「凝固」…「カロテンは、太陽光などの光で皮膚を痛めるのを防ぐ、および、内臓の疾患を防ぐ発育防止の効果があるので、ほぼ毎日調理用に入手している人参ということ」

この「こと」で言い表した「名詞文」の「人参」を、さらに「自分の経験」という現実(事実と事実関係)の対象として言い表します。

・その仕方は、「5W1H」で言い表すことです。

・5W1H…「いつ」(時間・こと)、「どこで」(場所・もの)、「誰が」(主体・こと)、「何を」(対象・もの)、「なぜ」(原因、理由、目的・こと)、「どのように」(方法、手段・こと)のとおりです。

・この「5W1H」で事実を言い表せると、「オレオレ詐欺」の被害者になりません。「引きこもり」「ニート」にもならず、うつ病や分裂病の人の妄想の感染も防げます。

◎「5W1H」で「人参というもの」「人参ということ」を言い表すモデル

・いつ…毎日の食事の調理の時間。
・どこで…自宅。
・誰が…調理する当事者の自分。
・何を…調理用の食材の人参(一回当り、一本の人参)。
・なぜ…身体内に疾患があり、治療の目的の一つとしてカロテンの摂取。
・どのように…カロテンは油に溶けるので、キャノーラ油で人参を油いためをして、毎日、摂る。

◎「5W1H」による「名詞文の完成」をもって「自分の知的対象としての主題」を「帰納」で言ひ現します。

・この「帰納」(レポート)を名詞文を中心におこなうと、およそ人間関係の障害とか仕事の中の適応障害といったことは起こりません。

「私は、日頃、ストレスで疾患が起こり、体調の不安定さを抱えている。
脳、身体の自律神経が副交感神経中心となり、年を追うごとに症状が進行している。そこで治療の一環として自分で行う食品による対策に、人参を選択している」。



[2024/11/26 06:58] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子