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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・96号) (令和元年5月7日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」は、ポルソナーレが開発した指示性のカウンセリングを「自分自身のためにつかう」「自分の家族とか、身の回りの人のためにつかう」ために習得していただく、のが学習と教育の狙いです。
◎自己カウンセリングの習得の仕方は、フォームの構成の形式のとおりに「名詞の言葉」「名詞の文」を書き入れていただく、というやりかたです。
◎こういう自己カウンセリングの仕方は、吉本隆明がおこなっていました。「自分にとって、切実であるという問題について根拠に到達するまで考えて説明する論理で明らかにしています」という発言でした。
これは、名詞の言葉で対象となる問題を説明するというやりかたです。
その結果、説明の完成したものが「共同幻想論」や「母型論」です。あるいは「個体・家族・共同性としての人間」です。
◎現在の日本人は、パソコンとかスマホ、デバィス端末などの「ワープロソフト」がプログラム化した名詞や動詞の言葉を画面で見たり、聞いたりして、「自分の脳の中の言葉(動詞の言葉)をワープロソフトから支配されている」という脳の働き方に変化しています。
だれもが便利とか楽だとか思っています。
これは、脳の働き方の観点から見ると、目の視覚も耳の聴覚も、自律神経の「交感神経」がまったく働いていない、という「無思考」(言葉が無い、現実が見えない、現実の人の話が聞こえない)という「認知症」(痴呆症)が一般化していることを意味しています。
パソコンとかスマホの画面を目で見る、というのは、目も耳も「自律神経の副交感神経」しか働いていないのである、とは、ポルソナーレの「カウンセリング・ゼミ」で10年間くらいレクチュアーしてきたことです。
目の視覚や耳の聴覚の「知覚神経」が」副交感神経しか働いていないといっても、もともと日本人は身体も脳も「副交感神経」しか働いていないので、格別「それはたいへんだ」と危機感をいだくことはありません。
むしろ、今まで、日本語の動詞文を話す、聞く、書くというときの「副交感神経しか働いていない」ときの「丸暗記」「聞き書き」「丸写し」の苦痛を「パソコン」「スマホ」のワープロソフトがぜんぶ肩代わりしてくれているので「丸暗記をしなくてもいいから嬉しいっ」と喜んでいます。
ワープロソフトは、画面に「文字」「文」を活字体であらわすので、「自分はこれでいっぱしのプロの物書きの仲間である」と錯覚して、どんどんネットのレスを見たくなる、どんどん、メールの文を送り、会話の代わりにする、という擬似社会にむけて話す、聞く、という分裂病の活動をおこなっています。
ワープロソフトを遣い、画面を見ながら仕事をする、あるいは「情報」と称してなにごとかを分かった気になる、というのは、なにが不都合で、どういう障害をつくっていることになるのか。
「副交感神経の働く目、耳しか働いていない」という脳の視覚、聴覚の仕組みからみると、擬似社会の言葉を記号の言葉として見聞きはできても、現実のなかのリアルの言葉は読めない、聞こえない、現実のものごとの事実は目に見えない、という「認知症」(痴呆症)がものすごい勢いで進行しているのです。
◎「丸暗記は辛い、しかし、パソコンとかスマホの画面の文字、画像を見聞きするのは楽。丸暗記の苦労がないだけ、丸暗記がすいすい進んで、仕事の言葉も場面に表示できて、仕事の能力が高くなった気がする」、というのが、「副交感神経だけが働く仕事の仕方」です。
しかし、仕事の言葉を画面で見聞きしても、画面にいくら大量に表示させても、「副交感神経の目、耳の働き」は、交感神経の働き方とは違って、なにも記憶できないし、丸暗記すらもしていないので、仕事の言葉を記号としてすらも覚えることはできなくなっています。 |