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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・102号) (令和元年5月13日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎先日の続きです。5月11日(土曜日)の「研究会」で、「視線恐怖」を「Ⅰ・主題」にご提示していただきました。
この「視線恐怖」をどう「フォーム」に書いて「自己カウンセリング」を完成させるのか、のコーチングをお伝えしています。きょうは前日の続きのコーチングです。
◎「フォーム」の構成の形式の全体で、いちばん大事なポイントは、「同一性」、「帰納」、「演繹」の3つです。
◎だから、「同一性」の説明は、「フォーム」に書く、書き始めにあたり、しっかりと「視線恐怖」の本質を明らかにするということをおこなう必要があります。
●「同一性」とは、遠山啓の理論にもとづくとは、なんどかガイダンスしているとおりです。
●「ゲシュタルト形態」の視覚の知覚は、「同一性」と、そのほかに「共通性」と「類似性」のパターンがあります。
この「共通性」と「類似性」は、「同一性」を基準にして視覚が認知するパターンであることを再度、確認いたしましょう。
◎「視線恐怖」の「同一性」とはなにか、と考えてみましょう。
「視線恐怖」の「恐怖」の「恐」「怖」の「こわい」という言葉は、日本人が勝手につくりだした訓読みの言い方です。
●その例は、「お前」とか「貴様」などの言い換えによく見られます。あるいは、「市場」(しじょう)を「いちば」と言い換えるなど、の例と同じです。
●つまり「視線恐怖」といっても、「視線」が怖いとか怖れるという意味ではないのである、と理解しましょう。
●このことは、ポルソナーレのカウンセリングの現場で早くから気がついていました。
たとえば「女性恐怖である」と相談してきた男性がいました。話を聞いてみると、かくべつ女性からひどい目にあわせられたなどの事実はありません。
「恐い」「怖い」などの概念の定義は、自分の身体に危害などが迫り、危機感を感じる感覚を言い表す言葉です。
そういう事実はないにもかかわらず「こわい」と表現するのは、事実にたいして背反している「偽」という矛盾です。
だから、多くの日本人は、事実を無視した自分の「思い」を「こわい」と言ってるにすぎません。
こういう「偽」の表現の「こわい」という言葉を、ポルソナーレの指示性のカウンセリングは、「妄想である」と定義しています。 これは、すでに40年も前のポルソナーレのカウンセリング理論です。
◎すると、自己カウンセリングの実践の「フォーム」に書くという場合の「視線恐怖」の「同一性」とは、どういうことを書けばいいのでしょうか。
●それは、妄想でも、訓読みふうの解釈でも、自分はこう思う式の主観の言葉でも、あるいは、強迫観念でもいいのですが、ポルソナーレは、「日本語」(ヤマトコトバ)の動詞文と、吉本隆明の理論の「母型制」が作偽する「内扱い」と「外扱い」の脳の働き方を解明しています。
これらをつくる脳の言語野の目と耳の障害が「恐怖」という言葉の実体であるのです。
●この「同一性」の説明の続きはまた、明日、お話しましょう。 |