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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・106号) (令和元年5月17日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの田原です。
◎先日まで、「視線恐怖」を主題のモデルにして、「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリングの実践の仕方」・・・「フォーム」の完成のさせ方をコーチングしてきました。
「視線恐怖」という名詞の言葉は、その実在性を説明しなければならない、というのが、「フォーム」へ書く初めの取り組みです。
「実在性」とは、ゲシュタルト形態の「視覚の認知」の基本のパターン(型)・・・「同一性」で説明できます。
「実在性」を説明する「同一性」とは、誰が見ても、これはそのものの本質でありうる、という内容のことです。
名詞の場合は、「同一性」とは概念の定義ともいいます。
◎「視線恐怖」の「同一性」については、これまで、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミが解明してきたところを説明しました。
●「視線恐怖」の「同一性」とは、「恐怖」という言い方がおかしいのである、というのが命題の立て方です。
●結論はすでに説明してきているとおりです。すなわち、日本人の遣う日本語(ヤマトコトバ)は、脳の言語野を見ると、ブローカー言語野の「副交感神経支配の領域・・・時間性の人間的な意識の領域」のコトバです。
●この「時間性」の意識に「視線恐怖」の「恐怖」の意味があります。ここを理解しましょう。
●「時間性」とは、ハンナ・アーレントによれば、「すぐに形がなくなるもの、どんどんこの現実の世界から姿を消滅させるもの」というのが定義です。
●日本語(ヤマトコトバ・動詞文)が「時間性の意識でつくるコトバである」ということは、日本語の動詞文のコトバで仕事とか学校の勉強の言葉を憶えようとしても、「すぐに憶えた言葉の形が脳から消えてなくなる」「仕事の現場という社会性の世界のなかの言葉を・・・確かに憶えたはずの言葉の姿が消滅してしまう」・・・という定義の言い換えになるのです。
●それでも日本人は、なぜか「仕事の言葉は憶えられる」と信じてきました。
日本人は、仕事の言葉でも、勉強の言葉でも、丸暗記という仕方で憶えてきました。
丸暗記とは、時間性の言語領域に「クローズアップのイメージ」を思い浮かべるという憶え方です。
クローズアップとは大写しのことです。これは、ウェルニッケ言語野の「触覚の触知・・・皮膚感覚」への記憶と同義です。
●丸暗記には条件があります。好きでなければならない、が条件です。この「好き」がクローズアップのイメージを表象します。
ドーパミンという脳内の快感ホルモンが分泌します。これが「好き」です。
●「嫌い」の場合は、ノルアドレナリンという猛毒のホルモンが分泌します。クローズアップのイメージは消える、代わりにバッドイメージが思い浮かぶ、そして行動だけが残る、・・・これが「嫌い」の定義です。
●「時間性の領域」での「嫌い」のバッドイメージは、誰かが怒鳴る、バカにした言い方をする、などが表象させます。
しかし、名詞文の言語領域(空間性の言語領域)では、ノルアドレナリンは知的な活動の推進力になります。バッドイメージは思い浮かばず、行動の延長にあるビジョン(理念)のイメージが思い浮かぶのです。
◎仕事の言葉は丸暗記は出来ない、その理由は、仕事の言葉とは名詞の言葉なので、空間性の言葉だからです。 |