谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

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[5189] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」は、「フォーム」の構成の形式をもちいて「自己カウンセリング」を実践していただくという本格的なカウンセリングの知的能力を習得していただく個人指導の講座です。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2019/05/31(金)19:49
[5189-1] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」は、「フォーム」の構成の形式をもちいて「自己カウンセリング」を実践していただくという本格的なカウンセリングの知的能力を習得していただく個人指導の講座です。 谷川うさ子 2019/05/31(金)19:48
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ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター

ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!

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谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・120号)
(令和元年5月31日)
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こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

◎ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」は、「フォーム」の構成の形式をもちいて「自己カウンセリング」を実践していただくという本格的なカウンセリングの知的能力を習得していただく個人指導の講座です。

●今回も先日につづいて、「自己カウンセリング」の能力の価値と意義についてのお話です。

◎ポルソナーレはこれまで、長い間、カウンセリング・ゼミをとおして日本人にの誰にも共通する心や身体の病の原因と対策をレクチュアーしてきました。

●そのレクチュアーとはつぎのようなことです。

◎先日(5月28日)、川崎市多摩区で、51歳の男が「カリタス小学校の児童ら19人を襲い、殺傷する」という事件がおこりました。


新聞の報道は、加害者の51歳の男が事件を起こした動機について推測して書いています。(5月30日、夕刊フジ)。

「岩崎隆一容疑者の回りの人らは、多くがカリタス小学校に通い、昔、同居していたいとこもまたカリタス小学校の卒業生だった。

岩崎容疑者は、いとこらがその後の人生を幸せに暮らしているのを見て、自分の境遇と比較して嫉妬した。

自分の今は引きこもり状態である・・・伯父宅の部屋に閉じこもりがちで、誰とも顔を合わせず、会話もなく、仕事もせず、伯父から小遣いをもらうだけの生活をしている」。


◎ここには、新聞などで報道されている「40歳から64歳までの中高年の人らの引きこもりは、61万3000人(内閣府調査による)・・・引きこもりは、7年以上が46・7%、3年以上、5年未満が21・3%」、という結果と同じ問題がある。

●ちなみに、15歳から39歳までの日本人の引きこもりの人は、約54万人である。これは2015年の調査結果である。

◎引きこもりのきっかけは、「仕事を辞めてから」「人間関係がうまくいかないことから」が主な内容です。

●ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」は、日本人に共通する引きこもりは、またどんな病理も、その原因は、「日本語(ヤマトコトバ)の動詞文」と、もうひとつ、「スマホ、パソコンの画面を目で見ること」のふたつである、と説明します。


●岩崎容疑者が引きこもりに至った事実と、51年間の経過の事実関係のあらましは、報道のとおりであるとすると、・・・つまり誰かが強制して監禁したとか、外に出るたたびにどこかの国のように見張り、制限を加えたということが原因ではない、ということであるならば、正しく理解されるべき原因は、本人の脳の働き方にある、言い換えるとものの考え方に原因があります。

●「自分はこう思った」の「思った」が引きこもりの原因です。

ここには、「思った」と「思考した(考えた)」には違いがある、とポルソナーレのカウンセリング・ゼミでは説明してきました。

●「思う」「思った」とは、大野晋が言っているように、対象はどうでもよくて、自分の気持ちとか感情のつくるつよいイメージ・・・思念とか念じるとかがつくる空想などと同じイメージのことです。

ポルソナーレは、「主観」(時間性の自己意識)がつくる欲のイメージが「思い」「思う」であると解説しています。

「考える」「思考する」とは、対象が明確であること、関係性の主体は自己であること、行為とか行動で関わる目的にたいしての道筋とか順序の説明がある、のことです。

こういう違いについての考察は国語学者の大野晋も、「日本語練習帳」(岩波新書)でおこなっています。

[5189-2] 谷川うさ子 2019/05/31(金)19:49
   ●引きこもりとは、簡単にいうと、「自分はこう思った」と説明する人が引きこもるのです。

●大野晋の事例のあげかたに倣うと、仕事など社会的な場の、たくさんの人が自分の話を聞く会議の場面で、「わたしはこう思いしました」と「思っただけのこと」を報告書に書いて話せばどうなるか、と考えてみましょう。

自分の思いとは・・・自分の行動とか自分の欲の気持ちのことです。聞いている人たちは、自分はこう思った、の感情の内容を聞いても、行動の対象の説明がないので、仕事として共有できることはありません。

●「5W1H」の項目でいうと、「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「なぜ」「どのように」・・・「時間」「場所」「主体」「原因・理由・目的」「方法・手段」などの名詞、抽象名詞の言葉がなければ、誰でも、いつでも行動は止まる、誰ともかかわりはもてない、会話もできない、・・・これが脳の働き方から見た引きこもりの原因です。

ここからは、必ず幻聴が生み出されます。

幻覚をつくる人は、川崎市多摩区の「カリタス小学生殺害事件」の51歳男性のように、かならずしも殺害事件を引き起こさなくても、身近な人間への敵意、攻撃意識を向けることはまちがいなくありうるのです。


●こういうことはポルソナーレのカウンセリング・ゼミではしごく当然の認識のしかたですが、現在の日本人には当然の理解のしかたではないということが、この事件の本当の問題であるのです。


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[2024/11/26 02:51] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子