[5190-2] 谷川うさ子 2019/06/01(土)21:24 修正時間切れ
|
●「川崎市の19人殺傷事件」の容疑者は、攻撃的な性格の男だ。社会に恨みを持ち、社会不適合者であるが、一般的には、家族の病気、本人の離職、経済困窮者、人間関係の孤立・・・などで、仕事が出来ないという人が多い。
◎ポルソナーレの見解は、これらの解説とはまるで違います。
●こういう解説をいつまでもばらまくから、日本人の引きこもりを初めとして、社会に出て自立した生活が出来ない人が増えているのです。
●日本人は、疑いなく日本語(ヤマトコトバ)を遣い、仕事とか学校の勉強をします。
仕事、学校の勉強の言葉は、全部、名詞、抽象名詞の言葉です。
日本語(ヤマトコトバ)は「動詞のコトバ」・・・時間性のコトバです。脳の言語野が「時間性の意識の領域」です。
仕事、学校の教科書の言葉は、「名詞、抽象名詞の言葉」・・・空間性の意識の領域が脳の言語野です。
●おそらく、こういう説明を目にすると眠くなる人が多いのですが、眠くなろうとも、頭がぼんやりして痛くなる人がどんなに多かろうとも、これがギリシャ哲学以来の理解の真実です。
●ポルソナーレのこういう理解は、論理実証にもとづくので、真実であると証明してきています。
すると、吉本隆明の、「理論的に可能なことは現実的に可能なことである」という言葉にもとづくと、こういう問題は脳の働き方から「引きこもり」の構造をとっくの昔に説明している・・・問題は解決ずみである、としているのに、いまだになお、「中高年の心の闇はかくも深い」などと弄んでいます。
ほんとうの問題は、日本人の誰もが、岩崎隆一容疑者の伯父夫婦のように、「あれ、この人、誰ですか」「なに、この人」というように、「同じ家に住んでいる人間の顔が分からなっている」「自分の家に同居している人間なのに見分けがつかなっている」ことにあるのです。
あなたも、あの人も、「盲目である」(顔に目があっても、目が見えなくなっている。耳だって聞こえなくなって聴覚障害者になっている)・・・脳の働きに障害のある知的障害者である、というのが本当の問題であるのです。
●「夕刊フジ」(5月31日)は、「岩崎容疑者は、パソコンやスマホはなく、充電器、コード類もなく、スマホ、携帯電話もないという昭和のまま時間が止まったかのような環境で過ごしていた」と書いています。
●ポルソナーレの理解では、多くの日本人は、弥生時代、奈良時代にできた脳の働き方のまま、いまだに、欧米なみの名詞、抽象名詞の言葉(正しくは言語です)が認識も認知もできないまま令和時代に至ったところへ、テクノロジーのバーチャルの仮想空間しか目に見えなくなっている・・・スマホ見ながら歩き、ネット依存、などで、とうとう人間としての正当な脳の働き方を崩壊させている、というのが真実です。
●ここから、ガンでなければ、内蔵に疾患をつくり、100年も生きられそうな人は、700万人にもなる「認知症」(痴呆症)の要介護の生活で、まわりの認知症(痴呆症)の人に依存して生きていこうとしている、というのが日本人全体の現在とこれからの普通の光景になっているでしょう。 |
|