[5193-2] 谷川うさ子 2019/06/04(火)14:50 修正時間切れ
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●容疑者の脳の中の視覚(目)と聴覚(耳)の交感神経が止まった。多くの日本人が認知症(痴呆症)に陥るパターンがこれである。
●容疑者は、それまでの脳の働き方は、仕事、学的知性の名詞の言語(名詞文)は丸暗記していた。
●だが、チェコ大使、農水省を辞めると、名詞、抽象名詞などの言語は、丸暗記の「記号」で仕事をしていたために、仕事という現実の関係がなくなると「記号イコール行動のための目印」も消えた。
●容疑者の脳は、日本語(ヤマトコトバ)の副交感神経支配の言語領域だけの遣い方となった。副交感神経は、長男の言動の暴力とか暴言などの、「自分はこう思う」式の話しコトバを正常な人間のコトバと同じであると錯誤して認識する。
●仕事などの言葉を丸暗記すれば、丸暗記で行動が成り立っているうちは、自分は有能であると思える。
●しかし、長男の表す病理の言動は「病理の概念」である。
●こういう異常な言葉とか行動と関わるために、つまり改たな行動のための言葉(名詞、抽象名詞の言葉)を丸暗記で憶えようとすれば、行動は成り立たない。ここで立ち止まる行動が幻覚になる。幻覚の生む言葉とは幻聴のことである。
●容疑者の幻聴とは、長男が「川崎市多摩区のカリタス小。児童殺傷事件」と同じ犯行を起こすであろう、というイメージのことであった。
●容疑者のこういう幻聴は、妻(長男の母親)の「家に居るはずの長男を、遠くに住んでいる、家にはいない」と近所の人に話した言葉が「幻聴」であるので、自分もまた、長男に大量のお金を渡しておとなしくゲームだけに没頭させて関わりをもたない、と長男の病理の実在性の不在意識をつくりだして、幻覚と幻聴を脳の中に派生させたのである。
◎この事件の深刻さは、テクノロジー状況の日本語(ヤマトコトバ・動詞文)は、どんな人間の脳の働き方でも、現実の名詞、抽象名詞の言葉を水と油のように弾き飛ばして殺人とか社会犯罪へ簡単に転落させる、という事実です。 |
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